「僕はご飯を食べながらテレビを見たいタイプなんですよ。でも、相手は話をしながら食事をするのが好きなので、テレビを消すんです。だけど、そういう生活スタイルの違いも“まっいいか”と思える、自分の価値観を覆してくれるのが結婚であり、女の人だなって。だから、今では消さないと落ち着かなくなりました(笑)」

flumpool・山村隆太 撮影/伊藤和幸
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 役者に挑戦しようと思ったのは、こんなきっかけがあった。

「以前、お話をいただいたこともありましたが、演技はできませんし、音楽もままならない中で役者をやるのは無理だと思っていたんです。そんな中、去年初めてフルマラソン(大阪マラソン/10月30日開催)を走ったんです。今までは30分以上走ったこともないし、汗をかいてドロドロになって走っている姿を、あまり人に見せたくないなって思っていたのに」

 そこから、考えが一変する。

「30代になったというのもあるし、いざ走ってみると自分の中で達成感が芽生えた。応援に来てくださったファンのみなさんからも、ステージ上の着飾った部分だけではなく、人間味のある部分が垣間見れてよかったって言っていただいて。それからですね。30代はこれまで避けてきたことから逃げずに挑戦しよう、自分の幅を広げようと思うようになったのは。

 そんなときにドラマの話をいただいたので、運命だと思って“やりたいです!”って言いました」

 flumpoolとしても、さらなる高みを目指したいと語る。

「バンドとしてもまだまだだと思うし、表現者として、歌詞を書く人間としても全然足りてないところばかりです。今年は3度目の武道館(5月20〜21日)もあるし、ツアーもあるので、ライブにかけようと思います。それに来年はメジャーデビュー10周年でもあるので、それに向けての気持ちも大きいし、何か挑戦できればと思います」

 バンドは結成10年を迎えた。

「1月13日でちょうど10年だったんですけど、日付が変わった瞬間にメンバー4人とのグループLINEにメッセージを送ったんです。“これからも頑張っていこうな!”みたいな言葉を。そうしたら、ドラムの(小倉)誠司からは返事が来たんですけど、25年一緒にいる(阪井)一生と(尼川)元気からは連絡がなく、思いっきり既読スルーされました。もう“結成10年って何だ?”状態でしたね(笑)」

 突然ですが、挑戦したいことは何? と聞くと、

「寝ますね(笑)。寝るのが大好きなんです。24時間以上寝たこともありますよ。今なら1週間くらい寝れるんじゃないかな(笑)。

 マラソンですか? 今年はどうしようかと迷っていて。去年の10月に走ったんですけど、ひざが2〜3か月痛かったんですよ。もし出るなら、目標4時間半ギリギリの4時間28分で走れたので、今度は4時間を切ってみたいです」