厚かましい年配女性、評論家気取りなファン

'14年3月の世界選手権では、羽生見たさに大勢のファンが宿泊先に集まった

 非常識な行動は若い人だけではなく、年配女性たちの厚かましさも目にあまる。

「'15年に行われた中国大会では、選手たちが宿泊しているホテルのロビーに大勢の出待ちが。ペアの川口悠子選手が試合を終えて午後11時過ぎに戻ってくると、40代〜50代のファンが10人くらいで取り囲んでサインを要求していました。疲れていたようで、さすがに少し嫌そうでしたね」(前出・Bさん)

 ファン歴が長いというだけで評論家気取りの人も。

「昨年12月の全日本選手権で、試合中に年配の方が一緒に来ていた人に技術解説をしていました。確かに詳しいんですが、演技中もずっとしゃべりっぱなしで……。ペアで高橋成美選手が新しく柴田嶺選手と組んだことについて“なんで柴田なんかと組むのよ”と言っていたのは、解説じゃなくて悪口ですよね」(ファンの女性・Cさん)

 巧妙な手口を使う悪質なファンもいる。

「昨年のスケートカナダでは、観客席が関係者エリアと隣接していたのですが、境界線を乗り越えて関係者エリアに侵入。選手ひとりひとりとハグや握手をしている人がいました。堂々としていて、あたかも関係者のように振る舞うんです。羽生選手は気がついてスルーしていましたけどね」(前出・Cさん)

 羽生選手の活躍でフィギュアスケート人気が高まったころから、ファンの質が変わってきたらしい。

髙橋大輔さんの前からフィギュアを観戦していた古くからのファンは、羽生選手のころから見るようになった“新参者”のマナーの悪さにイライラしていますよ。最近では自分で持ち込んだ花束を投げ入れる人がいます。会場で買う専用の花はラッピングされていますが、そうでないものは花びらが散って片づけに時間がかかります。進行が遅れて選手の迷惑になるんです」(ファンの女性・Dさん)