八木「赤ちゃんのとき、『ちゅらさん』に出るはずだったけど……」

小島「けど?」

八木「泣くシーンの撮影だったんですよ。でも私、ずっと寝ていたみたいで(笑)。ほかにも3人くらい赤ちゃんがいて、そちらに出番がいってしまいました」

左から八木優希、小島藤子 撮影/高梨俊浩
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 今回、『乙女寮』の中では幸子がリーダー的な立ち位置で、優子が病弱でか弱い存在。でも、撮影が進むうちに変化が出てきたようで……。

小島「優子は最初声が小さくて、消え入りそうで儚(はかな)い、みんなに守られる存在だったけど、だんだん有無を言わせない“裏のボス”みたいなオーラが出てきたよね(笑)」

八木「豊子と澄子(松本穂香)がケンカを始めると、編み物をしながら“はい、やめなさい”みたいなね(笑)」

小島「幸子の婚約者、雄大(井之脇海)さんに物申すシーン、私はまだ見ていないけど雄大さんに対して当たりが強かったみたいで。後半、優子は男前になったね」

八木「自分でも8〜9週目(5月22日~6月3日放送)で変わったなと思うので、そこは楽しみにしていただきたいと思っています」

小島「幸子はみんなのお姉さん役のはずだったんですが、みんなと接しているうちに、ちょっと子どもっぽくなってきた気がしてて(笑)。ちゃんと引っ張っていく役だと再認識して、しっかりやらなきゃって(笑)」

これが本当の“場外”乱闘!?

 乙女たちの熱演は、ときとして台本で描かれた以上に発展するとか。どこまで放送で使われる?

八木「澄子ちゃんと豊子ちゃんの小競り合いのシーン、すごかったよね」

小島「リハーサルのときは周囲がやんわりと止める程度だったのに、本番になったら、座って言い争いするはずが、立ち上がっちゃって」

八木「あれはびっくりしたよね。このふたり、どこまでいくんだ、みたいな(笑)」

小島「殴り合いでもするんじゃないかって勢いになって。だからみんなも全力で止めていたよね。ふたりが立つから、みんなも立ち上がってワーッとなったら、勢いついた澄子が頭から倒れてフレーム(画面)から消えちゃって。だいたい澄子が暴れるときは、毎回何かしら起こっている気がしますね(笑)」

上野駅。いなくなった澄子を捜していた乙女たちは、怪しげな男にからまれてしまう/5月16日放送 (c)NHK

乙女たちのリアルな友情

 強い絆で結ばれた乙女寮のルームメイト6人。自分たちにも、同じような友達はいる?

小島「小学校からの幼なじみがいて、その子たちにはなんでも話します。中学校ではバラバラになっちゃったけど、今でも1年に1回は必ず会っていて、すごく信頼しています」

八木「私、小さいころから友達は多いほうではないんですけど、高校生になって初めて親友と呼べる友達ができて。今、同じ高校に通っている子なんですけど、この子とはこの先もずっと今の関係を続けていけたらいいな、って思っています」

<プロフィール>
こじま・ふじこ◎東京都出身。1993年12月16日生まれ。映画『青空エール』、ドラマ・映画『HiGH&LOW』シリーズなどに出演。映画『ハイヒール』が6月24日公開。

やぎ・ゆうき◎東京都出身。2000年10月16日生まれ。芸歴は0歳から! 出演作品に大河ドラマ『龍馬伝』、ドラマ『デカワンコ』、映画『しあわせのパン』などがある。