4月7日、NiziUのセカンドシングル『Take a picture/Poppin' Shakin'』(両A面)がリリースされて以降、ネット上にはさまざまな反響が飛び交っている。

仕掛けた「3つのニュース」

 特筆すべきは、同じ日に発表された最新「オリコン週間ストリーミングランキング」で3月29日に先行配信していた『Take a picture』が初登場1位のほか、歴代1位となる初週再生数1251.4万回を記録したこと。さらに同日、両A面のもう1曲『Poppin' Shakin'』のミュージックビデオも解禁された。

 つまり、7日に「セカンドシングルリリース」「先行配信のストリーミングランキング1位」「もう1曲のミュージックビデオ解禁」という3つのニュースを仕掛けたのだから、反響が大きくなったのは当然かもしれない。

 ただ、このところNiziUは順風満帆とは言えない状態が続いていた。昨年12月2日、メディアジャックの末にリリースされたデビューシングル『Step and a step』はプレデビュー曲『Make you happy』ほど話題も結果も得られずに終了。ネット上には「伸び悩み」「ピークは過ぎた」などの批判的な記事やツイートが少なくなかった。

 また、デビュー前に『NHK紅白歌合戦』への出場が決定したことや、その後のメディア露出が減ったことなどもあって、アンチの勢いを保ったまま現在に至っていたのだ。

 しかし、今回のセカンドシングルがそんな停滞ムードを吹き飛ばしつつある。なかでも目を引くのは、リリースウィークに合わせた6日連続テレビ番組出演。その充実度は日本の芸能界全般を見渡しても、めったに見られないほど圧倒的なものがある。