解決金をお渡しする形で、この問題を終了したい

 4月12日に東京都千代田区内で行われた記者会見で、小室圭さんの代理人である上芝直史弁護士はそう明かした。

 秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期となった原因である400万円超の金銭トラブルの件で、一定の金額を元婚約者側に支払う意向だという。

 ある皇室担当記者は、この発表に驚きを隠せない。

「4日前の4月8日に小室さんは、金銭トラブルの経緯に関する詳細な文書を計28枚にわたって発表したばかり。

 その中で小室さんは《複数の弁護士に意見を求めたところ、たとえ解決金としてお金を渡したとしても、そのお金は借金の返済だったと誤解されてしまうだろう》と、お金を渡すことで世間から“やっぱり借金だった”と認定されることを嫌がっていました。

 だからこそ、きちんと元婚約者と話し合い、お互いの認識の食い違いをすり合わせて納得し、解決への道筋を探ろうとしていた。彼の中で“お金を渡すことは絶対にない”という強い気持ちが文書から感じられたので、今回の意向には驚きました」

 “新・小室文書”でも、元婚約者にお金を渡してしまえば、

《私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します》

 などと、どんな名目だとしてもお金を渡すという選択はできなかったという旨も記されている。

 お金を渡さなかった理由や、金銭トラブルの経緯や元婚約者との話し合いの過程など、小室さん側の一方的な言い分が書かれた“超大作”に、世間では非難の声も少なくはなかった。