「アイドルになるためのレッスンを受けさせてあげる。お金もあげる」

 6月29日、大阪府警は芸能スカウトと称し、17歳のアイドル志望の女子高生にわいせつ行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで自営業の淵上孝志容疑者を逮捕した。

人気ビジュアル系ミュージシャンを“エサ”に

 この男の名前が報道されると、とあるジャンルのファンたちがSNSにさまざまな“情報”を書き込み始めた。

「淵上容疑者はビジュアル系バンドのバンギャ(追っかけ)の間では、有名な男。彼が主催するバンドメンバーとの合コンに行けば、メンバーと“親密”になれるといわれてました」(ライブハウスマネージャー)

 もともとは、あるバンドのドラマーの楽器の手配や、サポートをするローディーだった淵上容疑者。このバンドはメジャーデビューし、ビジュアル系バンドのブームの一翼を担ったほどの人気バンドだ。

「そのドラマーはビジュアル系バンドの中でも実力派で、アイドルやほかのアーティストとコラボもしていました。そういった現場に一緒にいた淵上容疑者は、さまざまなバンドメンバーやアイドルたちとの人脈を築いていったんです」(前出・マネージャー)

 淵上容疑者のiPadには、人気ビジュアル系ミュージシャンと仲よく写っている写真が数多く保存されていて、それを女の子を“釣る”エサにしていたという。彼をよく知る音楽事務所のスタッフは、

「男にとってはいい奴ですよ。可愛い女の子を紹介してくれますし。あと、後輩の面倒見もいい。飲みに連れて行ったり、遊園地にまで連れて行ってもらった若手ミュージシャンもいます(笑)。僕もキャバクラやコンカフェ(メイドカフェなどのコンセプトカフェ)での豪遊に、お供したことがあります」

 その羽振りのよさは、バンドのファンたちから搾取した金によるものだった。

「自分がローディーをしていたバンドの弟分バンドのボーカルとつるんで、合コンを繰り返し行っていました。飲み会に参加する女性は、ビジュアル系が好きな風俗嬢が多かったですね。そういう女性たちからコーディネート料として1人あたり10万円を受け取っていました。いわば“逆援助交際”のブローカーですよ」(前出・音楽事務所スタッフ)