目次
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ー 34歳を越えると恋愛の景色が変わった
Page 2
ー 婚活アプリと結婚相談所の出会い ー 確実に結婚したいなら、相手の真剣度をチェック
Page 3
ー 結婚の極意とは

 春は、職場でもプラベートでも、新しい人間関係が生まれる季節。そんな節目の時期だからこそ、心機一転、婚活を始めるにはぴったりのタイミングです。また、何年も婚活しているのに、全く結果が出せないでいる人も、心機一転ここでやり方を見直してみてはいかがでしょうか?

 結婚相談所を運営している筆者が、時間を無駄にせずに婚活で結果を出す方法を、今回は伝授したいと思います。

34歳を越えると恋愛の景色が変わった

 結婚相手と出会う方法には、大きく分けて2つあります。

 ひとつは、日常生活の中で出会う“自然な出会い”。もうひとつは、結婚を意識して、婚活パーティや婚活居酒屋に足を運んだり、婚活アプリや結婚相談所を活用したりする“婚活の出会い”です。

 自分が生活している圏内で運命の出会いがあれば、それに越したことはありません。しかし、そうした自然の出会いに期待できるのは、独身者の多い20代の頃です。

 まさみさん(35歳、仮名)は、入会面談にやってきたときに言いました。

「27歳から31歳まで、お付き合いしていた人がいました。年齢的にも結婚を意識し始めたころ、彼の地方転勤が決まりました。私は仕事を辞めてついていく気持ちにはなれず、話し合った結果、別れることにしたんです」

 そのときは、まだ31歳。次の恋人はすぐに見つかると思っていました。ところが、まさみさんに声をかけてくるのは、既婚者やすでに恋人のいる男性ばかりでした。

 年下の男性とお付き合いをしたこともありましたが、いずれも結婚を前提とした真剣なお付き合いではなく、「少し遊びたい」「都合の良い関係でいたい」といった軽い気持ちの人ばかりだったのです。

「さらに驚いたのは、34歳を越えた頃から、周りの景色が変わったことです。もう、私が“素敵だな”と思う男性は、既婚者か私よりもうんと年下の20代の恋人がいて、別れる兆しもない人たちばかりでした」

 そんな現実を突きつけられ、まさみさんは唖然としました。婚活アプリにも登録をしてみましたが、アプリで出会う男性とは、1、2度食事をすると、連絡が来なくなり自然消滅的に関係が終わっていました。