目次
Page 1
ー 「往生際が悪すぎる」
Page 2
ー 「お礼をもらうような関係」

 中居正広の『9000万円賠償金女性トラブル報道』に始まった一連の騒動。フジテレビの経営陣問題など未だすべてが解決したわけではないものの、同局の“第三者委員会”の調査報告発表をもって、一件はひと区切りついたと思われていたのだが……。

「往生際が悪すぎる」

 5月12日、中居が代理人弁護士を通じて、第三者委員会の調査報告書に対し反論を発表。それによると、代理人弁護士が中居本人に詳細な聞き取り調査をした結果、《『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されない》とし、中居の“人権救済”のため、委員会に証拠の開示を請求した。

 第三者委員会は《当委員会の事実認定は適切であったと考えております》と中居サイドに回答したが、中居の代理人弁護士は《釈明要求に全く答えておらず到底承服できない》と、中居のヒアリング時の音声データなどを開示するよう要求している。

 この主張に対して世間からは、《呆れた》《往生際が悪すぎる》という声が噴出。それだけでなく、中居の代理人弁護士にも批難が集まっている。

「中居さんの弁護団の中心となっているのは、14年に父娘で争われた『大塚家具』のお家騒動で、娘側を勝利に導いたことで一躍名が知られるようになった女性弁護士です。性暴力に関する法改正のことは、当然知っているはず。ほかの弁護士も疑問視していますが、女性の気持ちをわかっている、女性の味方であるはずの弁護士が、いくらクライアントのためとはいえ、今回のような主張をすることに、反発の声が多く上がっています」(全国紙記者)

 しかし、中居の代理人弁護士は5月30日、第三者委員会に対し、改めて中居のヒアリング時の記録など証拠を6月6日までに開示するように求めた。