「お礼をもらうような関係」

 中居サイドが発表した、証拠の開示を求めた文書には、

《2023年6月2日当時、中居氏と相手側女性の間には、雇用・指揮監督関係や、上下の業務的権限関係は存在しませんでした。また両者には複数回の会食の機会があり、中居氏と彼女は家族やプライベートの出来事に関して様々なやりとりもあり、メールで「勇気づけられた」等のお礼をもらうような関係でもありました。「両者に圧倒的権力格差があった」等の理由で業務起因と位置づけていますが、「業務の延長線上」の具体的な定義や外縁が本調査報告書に示されていません》

 とあり、女性との関係は決して悪くなく、親密な関係だったと主張したいようだ。しかし、SNSでは《とんだ勘違いヤロウ》という声が多数上がっている。

'12年に中居正広らと一緒に、豪州旅行へ旅立った“Mさん”ではない女性
'12年に中居正広らと一緒に、豪州旅行へ旅立った“Mさん”ではない女性
【写真】中居正広、武田舞香との“6年愛”のウラで隠してきた「年下女性」

 テレビ局の関係者は、こう語る。

「ヒアリングの記録を全て開示したとしても、中居さんが有利になる、評価が変わるとは思えません。そこまで言うなら、お互いに守秘義務を解除して、記者会見でも開いて自分の口ですべて話せばいいのでは。“激しい抵抗がなかったから同意があったと思った”と主張するのは、性犯罪者のよく使う弁明ですからね。そんな人物が芸能界のド真ん中に戻ってくるのは、正直に言って無理です。誰が考えてもわかることで、“復帰論”はファンや仲のいいタレントたちの願望でしかありません。このままでは、“あの人は今”的な番組への出演もないでしょうね」

 テレビ復帰を望んでも、現状を鑑みる限りは到底、無理だという。

 また、中居が反論を発表したことで、被害女性は再び誹謗中傷に晒されることになったとも伝えられている。晩節をさらに汚し、代理人弁護士の評判を貶め、被害女性を改めて苦しめることになった“反論”に、何の意味があるのか――。