9月27日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に俳優のオダギリジョーが出演。自身が韓国で“炎上”したエピソードを明かし、視聴者の注目を集めた。
オダギリジョー韓国で炎上
発端となったのは、2011年公開の日韓合作映画『マイウェイ 12,000キロの真実』に出演したころの出来事。韓国の人気俳優チャン・ドンゴンとの共演をきっかけに現地を訪れた際、飲食店でサインを求められたことがあった。韓国では著名人がサインを残すと、店内に本人の写真とともに掲示されるのが慣例だったという。
そこでオダギリは、「日本人のお客さんがきたときに、自分の写真と一緒に飾られているサインが自分とまったく違っていたら面白いかな」と考え、“悪ノリ”を発揮してしまった。
「オダギリさんは色紙に『こうだくみ』と平仮名で書き、歌手の倖田來未さんの名前を勝手に使ってしまったといいます。本人は『日本人に向けた小さなファンサービスのつもりだった』と語っていましたが、結果は“炎上”。韓国の人々から『日本語がわからないことをバカにしているのか』と受け取られてしまったのです」(スポーツ紙記者、以下同)
その後、オダギリは問題となった飲食店を訪れ、直接謝罪をしたという。そして、改めてサインを書く機会をもらったのだが、そこでなんと、再度「こうだくみ」と書いたのだ。
このエピソードに番組MCの加藤浩次や島崎和歌子は大笑いし、スタジオも笑いに包まれ、ネット上でも《めちゃくちゃ面白くないですか?》と理解を示す声があるものの、二度目も“嘘の名前”を書いたことに冷ややかな声も少なくなかった。
《「俺独特な感性持ってるでしょ」感がスベってる》
《謝りに行ってそれはないでしょ》
《どこがおもしろいのか意味不明 センスない》
当時の行動についてオダギリは「なぜあんなことをしたのか自分でもわからない」と語り、「いまは心から謝れるようになった自分に成長しました」と話していた。
「俳優というのは作品や演技だけでなく、人間性や振る舞いも評価の対象となります。オダギリさんのように国際的な知名度を持つ俳優であれば、一つの行動や発言の意味合いもより大きなものとなります。本人が改めて反省を示したことはプラスになるでしょうが、非常識なことをしていると引いてしまった人も一定数いたようですね」
過去の“失敗”を赤裸々に語ったオダギリ。昔の話とはいえ、賛否を呼び起こしてしまったようだ。