
10月7日、火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)の1話が放送され、平均世帯視聴率が6.3%、個人視聴率が3.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。
同名の人気漫画が原作で、夏帆と竹内涼真がW主演を務める。令和の時代には少し珍しい「料理は女が作って当たり前!」と思っている亭主関白思考な竹内演じる勝男が、夏帆演じる鮎美からプロポーズ直後に別れを切り出されるところからドラマがスタート。
竹内涼真「好感度捨てた?」
“料理を作る”ことを通じて、当たり前と思っていたものを見つめ直し成長していく、男女の再生ロマンスコメディだ。
2017年に出演したドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で演じた画家志望の大学生役で女性たちのハートをわし掴みにし、“国民の彼氏”と呼ばれた竹内。
しかし近年はゾンビと戦う『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)シリーズや、伝説の極道を演じた配信ドラマ『龍が如く〜Beyond the Game〜』(Amazon Prime Video)など、ハードボイルド路線の役柄が多かっただけに、恋愛作品への出演が新鮮に映った視聴者も多かったようだ。
また“化石男”とも思える古い価値観を持つ役柄を演じたことで、
《竹内涼真好感度捨てた?って思うぐらいムカつく!なのに後半にかけて愛おしくなってくるから不思議w》
《竹内涼真が演じることで「絶対体育会系だし、MBTIは絶対E(外向型)だし、仕事出来そうだし、コミュ力高くてモテそうだし…」とよりエグ味のあるリアリティさが出るんよな》
《このドラマきっかけに竹内涼真 筑前煮とか呼ばれそう》
と、ムカつくほど役がハマっているという声が相次いでいる。
「恋人に料理を作ってもらっているのに、“めんつゆ料理は手抜き”などと昭和の価値観を言い放ち、見た目は良いのに周りからドン引きされる……というイラつく役なので、“好感度を捨てた”と言われても納得ですね(笑)。
一方でダメ出しをされたことで、すぐに料理に挑戦するなど自分の非を認める素直さもある愛され要素も備えた役なので、竹内さんの女性人気が再燃するのではないでしょうか」(テレビ誌編集者)
契約結婚をテーマにし、社会現象となった新垣結衣主演の『逃げるは恥だが役に立つ』や“おじキュン”ブームを起こした多部未華子主演の『私の家政婦ナギサさん』など話題作を送り続けている火10ドラマ枠から、新たなヒット作誕生となるか。