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ー 川栄李奈が独立

《2025年12月31日を持ちまして約10年間所属させていただきました、エイベックス・マネジメント・エージェンシーを退所し、独立致しました。今後エイベックス・マネジメント・エージェンシ―とはエージェント契約を結ばせていただきます》

川栄李奈が独立

 俳優の川栄李奈が1月1日、自身のSNSで所属事務所からの独立を発表した。

「少し前から話は出ていたようですが、TBS系のドラマ『フェイクマミー』がクランクアップしたタイミングで、関係者と改めて話し合い、今回の件が決まったといいます」(スポーツ紙記者)

 2010年にアイドルグループAKB48の11期生としてデビュー。テレビ番組の企画で“おバカキャラ”として注目を集めたが、俳優としてもその才能を発揮する。

「'14年に単独でのドラマ初出演を果たすと、その後は、舞台『AZUMI 幕末編』や朝ドラ『とと姉ちゃん』など話題作に次々と出演。'22年には朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で深津絵里さん、上白石萌音さんとともに主演を務めました」(同・スポーツ紙記者)

 1月7日からは、韓国で行われる舞台『千と千尋の神隠し』で千尋役を務めることも決定しており、俳優業が好調な中での突然の発表となった。大きな決断を下した背景には、いったい何があったのか。

「昨年、30歳という節目を迎えたことが大きくあったようです。結婚・出産を経て、自らの働き方を見つめ直す中で、もっと自分のペースで仕事をしたいと思ったのでしょう。あくまでエージェント契約へ変更するということなので、これまでの事務所と関係が切れるわけではないようです」(テレビ局関係者)

 とはいえ、これまで所属していた大手事務所から独立することで、困難が伴うケースも増えてくるだろう。

「個人事務所を作って活動するということは、マネージャーや経理面などを支えてくれるスタッフを見つけてこなければなりません。プレイヤーとしての仕事以外にも、気を配らないといけないことが増えるでしょう」(同・テレビ局関係者)

 テレビや新聞、雑誌メディアなどの対応も、自分でやらなければならない。

「エイベックスはマネージメント部門だけでなく、広報・宣伝部門も実績のある社員が多く在籍しており、総合力の高さは業界内でも有名です。川栄さんの場合は、旦那さん(廣瀬智紀)も俳優ですから、自身にとって何かマイナスの報道が出たときの対応などは苦労するかもしれませんね」(同・テレビ局関係者)

 新年を迎え、新たな世界へ羽ばたくことになった。SNSでも、

《何事もポジティブに、前を向いて そんな私を見てみんなに笑顔になってもらえたらいいな》

 と、希望に満ちたコメントをしていた川栄。心機一転、どんな姿を見せてくれるのか期待したい。