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ー 安野氏に謝罪した原口氏
立憲民主党・原口一博衆院議員

 ゆうこく連合の原口一博氏が1月22日のXで、チームみらいの安野貴博氏を批判して波紋を呼んでいる。

安野氏に謝罪した原口氏

 原口氏はチームみらいが消費税増税に慎重な立場であると報じたネットニュースを引用する形で《全然、ダメですね。消費税の本質さえわからない人に「数理モデル」を頼んだのかと一夜にして目を覚まされました。連携など取れません》とバッサリと切り捨てた。いったい何があったのか――。

 原口氏は立憲民主党に所属していたが、立憲と公明党による新党・中道改革連合には参加せず、自らの政治団体・ゆうこく連合からの出馬を表明している。

「原口さんはゆうこく連合の政党化を目指していますが、政党化には現職の国会議員5名以上が必要であり、原口さん自身は30名ほどの合流を見込んでいたものの結果は誰も参加しませんでした。そこでチームみらいへの合流を求めるも、みらい側が拒否したと21日の『産経新聞』が伝えています。原口さんはチームみらいから門前払いを食らったために“恨み節”をぶつけているようにも映ります」(政治ジャーナリスト、以下同)

 原口氏がチームみらいと安野氏へ向けたラブコールは強烈なものだった。

「原口さんは、22日午前に、Xで安野さんとチームみらいに長文のメッセージを送っています。《我々は、巨大なエネルギー体》であり《「連携」じゃない。「入力」だ》と合流を呼びかけました。しかし、一転、同日の夜にはさきほどの批判ポストを投稿。1日のうちにこれだけ態度が変わるのは印象悪く受け取る人もいるでしょう」

 X上でも、《半日前まで知性の極みのように持ち上げていた相手を、自分の思い通りの答えが出ないとわかった途端に全否定ですか》《門前払い喰らったあとのこの小物感》といった声が相次いでいる。

 原口氏は23日のXでは《消費税減税に慎重なお立場とは、知らず公党に無礼なお願いをしてしまいました。チームみらいの基本理念には、賛同するところばかりですが、財政観、税制についての基本的スタンスが異なります。お願いしておいて本当に申し訳ありません》と安野氏へ向けた謝罪ポストを行っている。

「当初、中道改革連合に合流せず、立憲民主党の強引な姿勢を批判する原口さんの孤軍奮闘を評価する向きもありました。しかし、なりふりかまわず動く姿勢は結果的に評価を下げてしまいました。特に政策などの重要な部分を精査せずに、フレッシュなイメージだけでチームみらいに食いついてしまったのは、失態といっていいと思います」

 原口氏は、自分のもとを去っていく仲間たちの姿を配信で語り、“男泣き”も見せていた。どのような選挙戦を展開するか、今後も要注目だ。