安藤サクラ

俳優の奥田瑛二とエッセイストの安藤和津の次女として誕生。'07年に父が監督する映画『風の外側』で降板女優の代役を務めデビューとなった。'09年、園子温監督の『愛のむきだし』で鮮烈な印象を残す。'13年の映画『かぞくのくに』で、第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を受賞したほか、他作品で助演女優賞も受賞した。'14年、主演した映画『0.5ミリ』と『百円の恋』で、2年連続キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞をはじめ、多くの主演女優賞を受賞。翌年の第39回日本アカデミー賞でも最優秀主演女優賞に輝いた。'16年の日本テレビ『ゆとりですがなにか』で連続ドラマ初ヒロインを務める。私生活では、'12年に俳優の柄本佑と結婚し、'17年に第1子を出産。産後すぐにNHK連続テレビ小説『まんぷく』のヒロインを演じた。'18年、リリー・フランキーとダブル主演した映画『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞。国内でも第92回キネマ旬報ベスト・テンと第73回毎日映画コンクールで主演女優賞を受賞。この時の主演男優賞が夫の柄本だったため、夫婦での受賞となる。'23年、日本テレビ『ブラッシュアップライフ』で主演。