セレブ感!リッチな気持ち!

 というわけで、私、さっそく9月場所5日目、国技館でそれ、試してみました!

 3日前にホームページ(http://www.kokugikan.co.jp/index.html)に連絡し、案内されたお茶屋さんに電話。

「実は2階B席のチケットを持っているんですが、お弁当とかお願いできますか?」

 と伺ったところ、快くOK! オードブル、焼き鳥、国技館ワインを予約。

「こちらにいらしていただけましたら、若い衆がお席までご案内いたしますので」と言われてワクワク伺うと、裁着袴姿のお兄さん(イケメン!うれしい!)が私と友人を2階席まで案内してくれ、その後で飲食物を持って来てくれる。

ワインとオードブルと、国技館名物の焼き鳥
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 清算はお席で。ワウっ!なんというセレブ感!リッチな気持ち! 

 定番の焼き鳥のおいしさは言わずもがなで、オードブルも海老やチーズなどを使って豪華。すっかり堪能しました。お手拭とか紙コップとか多めにくれる心遣いも嬉しい~。何よりずっと憧れてた出方さんの後ろを歩いて着席というのが体験できて、気持ちがアガった。 

 しかも注文した国技館ワイン(赤白)は外装もステキだし、お味も中々。赤はカベルネ・ソーヴィニヨンのミディアムで、白はソーヴィニヨンブランのすっきり系。これはめちゃオススメです! 

「そうやって、『じゃ、今場所はお弁当とあんみつと、焼き鳥をお願いします』とか、自分だけの『セット』を作れるのが楽しいんです。そのうち出方さんと顔なじみになったら、『来場所のチケット取っておいていただけますか?』とお願いしてみるのもいいかもしれません」

 そうですよね、そう! 国技館観戦の楽しみが何倍にも膨れましたわ。 ちなみに、本にも出てきたお話で、“出方さんに心づけを渡すか?”ですが、私は2階席まで2往復していただいたので、ほんの心ばかり、ぽち袋に入れてお渡ししました。私、粋なことしてる! と、鼻息荒くなっちゃいました。横野さん、教えてくださり、ありがとうございます。

 ところで、ありがとうついでにというか、せっかく横野さんに会えたのだから、聞きたいことがありますっ。

 相撲リポーター30年の横野さんが感じた、力士との素敵なエピソード教えてください! 

「そうですね。最近とても印象に残っているのが、横綱・稀勢の里。私は、稀勢の里が負け越しても『いつか横綱になる』と、ずっと信じてインタビューに行っていました。でも、稀勢の里は、何度も横綱昇進のチャンスを逃し、『やっぱり自分に足りないところが今場所もありました』、『一番の重みをかんじました』、『一日一番の原点に帰ります』と、毎回、同じ言葉ばかり言い、それでも最後には必ず。『でも収穫はありました』と。

 そしてあるとき稀勢の里が、『毎回、同じことしか言えないので、テープに録っておいて、また使っていただいた方がいいですね』なんて言うようになって。私も、それにはなんて答えたらいいかわからなかったんですけどね(笑)」