『こはぜ屋』外観の撮影地になった市内の企業
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 中でも、物語の中心となっている足袋業者『こはぜ屋』が社を構える埼玉県行田市は、街を挙げて『陸王』を応援している。

「最初は、ベースとなる“『こはぜ屋』の足袋作りの工場をどこか探してください”ということでした。そこから次第に市内、近隣市を回り、撮影に適した場所を、企業の協力を得ながら提供させていただきました。

 そして市長、警察署のほうも全面協力するとのことでしたので“では道路も”となったわけです」(行田市商工観光課)

『陸王』の撮影においてはずせない走るシーン。第5話、第6話に登場する『ニューイヤー駅伝』の撮影が行われたのが、ここ行田市だった。

 11月11日、12日、そして16日に行われたロケでは、市内を通る幹線、主要道路に交通規制が敷かれ、100mから200mにわたって沿道にエキストラが配置されたのだった。

総勢1万人以上のエキストラが、行田市内の道路で撮影された“駅伝”を応援した

「竹内さんと山崎さん目当てのファンがかなり多くいた印象ですね。ロケバスに乗って移動すると“キャー”って声をあげながら追っかけていましたよ。普段は乗客も少なく駅前も静かな秩父線ですが、券売機に行列ができたり記憶にないくらいの騒ぎでしたよ」(洋品店店主)

「路線バスは通常運行されていて、たまに撮影現場を横切っていたんですけど、竹内クンは“すみません”って何回も頭を下げていたのが、すごく好印象でした」(参加した女性エキストラ)