多忙スケジュールの合間に訪れた場所とは?

 のほほんとした雰囲気をまとう彼女だが、演技派と呼ばれるだけあって、スイッチが入るとガラリと雰囲気が変わるからスゴい。 『とと姉ちゃん』では女学生から54歳までを演じぬき、連ドラ『過保護のカホコ』で見せた強烈なキャラも記憶に新しいが、“役のスイッチ”はいつ入るの?

高畑充希 撮影/廣瀬靖士
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「実は集中力が長く持たないんです。舞台なら上演中の2時間半だけ、映画やドラマだと“よーい、スタート!”の声がかかった瞬間にスイッチが入る。というのも、合間もずっと集中していると途中で電池が切れてしまうので、その本番の瞬間、瞬間で電池が切れないように、ほかは省エネモードです」

 本番に集中力のすべてをかけているため、本番が終わると“ふにゃふにゃって空気が抜けたようになっちゃう(笑)”と高畑。 映画にも出てくる“黄泉の国(=あの世)”に行けるとしたら?

「実家で飼っていた犬のモグちゃんと猫のジャジャマルくんが昨年立て続けに亡くなってしまって。何もしゃべらなくていいから、ただただ会ってワシャワシャってしてあげたいです。どちらも大往生だったので悔いはないのですが、私は15歳で上京してしまい、あまり一緒にいられなかったので。もう1度、会いたいな」

 今年だけでも『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、公開中の『泥棒役者』、そして本作と映画で3本、さらに主演ドラマに主演舞台とさすが売れっ子女優、ずっと多忙なスケジュールをこなしてきた。

 そんな中、昨年はプライベートでイタリアを訪れたそうで、

「そのとき泊まったホテルが最高にロマンチックだったんです!」

 と、まるで恋する乙女のように目をキラキラと輝かせる。

「美術館を改装したようなホテルで朝ご飯は中庭で食べられるんです。部屋の天井が高くて、天蓋つきのベッドですごくかわいくて。ごはんもパンにピザ、パスタと全部おいしかったんです。いつか本当に結婚したら? そうですね、新婚旅行はイタリアに決定です!(笑)

<出演情報>
 映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』
 ミステリー作家・一色正和(堺雅人)と結婚した妻・亜紀子(高畑充希)。魔物や幽霊、妖怪や死神など、人と人ならざるものが仲よく暮らす街・鎌倉で楽しい新婚生活が始まるはずだったが――。 12月9日(土)全国公開