「やっぱりかっこいい! こっち向いて!」

 日付が変わり'18年を迎えたばかりの、1月1日午前2時過ぎ。神奈川県内の有名寺院に黄色い歓声があがった。寒空の下、200人を超える女性たちが集まっていたからだ。

「この寺院での初詣は、ジャニーズ事務所の恒例行事です。みんな好きなメンバーを見るために集まっているんですよ。数年前までは道にあふれるくらいファンが集まっていたそうなのですが、ここ数年は落ち着いているそうです。多かった年の5分の1くらいになっているのではないでしょうか」(居合わせた女性ファン)

 今年は東山紀之、Hey! Say! JUMPや関ジャニ∞、TOKIO、嵐らが最初に現れた。彼らは、ファンの歓声を浴びながら、一般客とは違う入り口から中へ。

「毎年、お参りをすませた後、奥にある部屋で祈祷をしていますよ」(寺院関係者)

 ほかにも、V6やKAT‐TUN、山下智久などが続々と現れ、火鉢がある本堂中心脇の通路に順番に正座して並んだという。

「祈祷の際、特別大護摩という儀式を申し込んだ人たちは、一般参拝客とは違う待機室に入ります。時間になると、本堂に通されて正座をしながら合掌をしますよ。ジャニーズの方たちも、おそらくこれに参加しているのでしょう」(初詣に訪れた女性)

 ファンの中には、これを狙う人もいるようだ。

「“やった! 近くに座れる~”と言いながら、待機所の中へ入っていく人もいましたね。最近はこういったファンも少なくないんでしょう」(同・初詣に訪れた女性)

 厳かな場のため、笑顔を浮かべたり手を振ったり、歓声をあげることはできないが、彼らを少しでも近くで見たいという人は多いようだ。

 祈祷を終えて外に出ると、再び割れんばかりの歓声があがった。帰路につく顔ぶれを見ると、Sexy Zoneの佐藤勝利松島聡など、昨年は来ていなかったメンバーの姿もあった。

 午前4時前には、NEWSの増田貴久小山慶一郎、Kis-My-Ft2の北山宏光も到着。3人も先にきたメンバー同様、祈祷に向かった。

増田さんは祈祷の間、目をつむって真剣に手を合わせていました。でも、終わった後は小山さんと楽しそうに話していましたよ」(祈祷に居合わせた男性)

 30分ほどして外へ出てきた増田たちは、参拝を済ませた充実感からなのか、どこか満たされた表情をしていた。

 昨年、元SMAPの3人が事務所を退社し、『新しい地図』としての活動を始めたが、ジャニーズ恒例の初詣にも初参加のメンバーが来るなど、“新しい”動きがあった。今年も輝かしい活躍をしてくれることを期待したい!

*初詣に訪れたメンバーの一覧はニュースサイト『週刊女性PRIME』内の写真ページでも確認することができます。