シャンシャン公開で、再びブームとなっているジャイアントパンダ。中国原産のパンダは、世界20か国以上の動物園で520頭が飼育されています(昨年10月時点)。そのなかで中国は別格で、米国は2番目の12頭。9頭の日本は堂々の“銅メダル”です。そんな9頭を一挙公開します。

■上野動物園(東京都)

●シャンシャン(7か月 ♀)

 パンダは’72年の初来日以来、約14年周期で”トレンディー”な存在。その4回目を盛り上げる新たなアイドル・香香の経済効果は400億円とも。そんな“しゃんしゃん”とおさまりそうにない熱狂ぶりを気にすることなくスクスク成長中。

●シンシン(12 ♀)

シンシン(12・メス)

 ’11年に中国から来日。リーリーと結ばれ、翌年に第1子を出産するもまさかの育児放棄をした真真。必死の人工保育もかなわず、残念な結果に。当時の園長が涙の記者会見を行ったが、昨年6月にシャンシャンを見事出産。亡き子の分も頑張って世話を焼いています。

●リーリー(12 ♂)

リーリー(12・オス)

 すでに妻子とは“別居”して、おっとりとした日常を送っている力力(パンダのオスは子育てしない習性)。熱心なパンダファンによると、「うっかり転んだり、急に興奮したように動きだしたり、面白い動きをすることもありますよ」とのこと。

■アドベンチャーワールド(和歌山県)

●永明(えいめい・25 ♂)

永明(25・オス)

 2歳で来日し、’01年にパパとなってからは、驚異的な勢いで子づくりを。良浜との間で8頭の父親となり、うち5頭は生まれ故郷の中国に旅立っていった。本家の“大親父”に負けない甲斐性のある本当にジャイアントなパンダ。

●良浜(らうひん・17 ♀)

良浜(17・メス)

 ’08年に「梅浜」「永浜」を出産し、日本生まれのパンダとして初めてのママとなったラウちゃん。その後も、永明との間に2年ごとに4回の出産を経験した肝っ玉母さんで、その多産ぶりに、ササの消費量もかな~り多そうだ。

●桃浜(とうひん・3 ♀)と桜浜(おうひん・3 ♀)

左・桃浜(3・メス)、右・桜浜(3・メス)

 3年前に誕生した2頭はいつも仲よしこよしで、どっちがどっちだか……。サクラちゃんは耳の毛が長いのに対してモモちゃんは短く、顔を横から見たときに鼻が長いのが特徴らしいけど……。もう少し成長を待てば、わかりやすくなるかも。

●結浜(ゆいひん・1 ♀)

結浜(1・メス)

 永明・良浜ファミリーの末っ子で、アドベンチャーワールドでいちばん大きな赤ちゃん(それでもたった197g)として産声を。アンテナのような頭の突起がトレードマークで、いつも動き回っている好奇心旺盛な女の子。彼氏もビビッと見つけるかも。

■神戸市立王子動物園(兵庫県)

●旦旦(タンタン・22 ♀)

旦旦(22・メス)

 ’00年に来日し、新しい世紀の幕開けという意味で名付けられた恥ずかしがり屋さん。’07年には死産、’08年には出産には成功も、すぐにベビーに不幸が。’10年にもオスの「興興」が天に召され、新しい旦那さんをたんたんと待っている毎日。

撮影/(公財)東京動物園協会、アドベンチャーワールド、神戸市立王子動物園、日本雑誌協会代表取材