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ー 花粉症の治療費にも集まる要望

《花粉がキツイこの頃。私も花粉症……涙。農林水産省では、まずは、花粉が多くなる20年生以上のスギ人工林を431万haから2割減少させます。年間伐採面積を5万haから2033年度までに7万haまで増やし、花粉の出ない杉を植える等の対策を講じます。地道な取組ですが、少しでも進むよう努力します》

 とX(旧ツイッター)に投稿したのは、鈴木憲和農林水産大臣。

花粉症の治療費にも集まる要望

「日本人の花粉症有病率は1998年には19.6%でしたが、年々患者数は増え続けて、日本耳鼻咽喉科学会会報による2019年の調査では42.5%。約2人に1人が花粉症という、まさに『国民病』といえます。都庁の発表では今年の都内(12地点)の花粉飛散量は昨春の1.4倍程度、例年(過去10年平均)の1.1倍程度となる見込みとされており、今年は例年よりも多い花粉で多くの国民が苦しめられています」(全国紙記者)

※写真はイメージです
※写真はイメージです

 この政策発表に対し、X上では「持続可能な森林管理の観点からも、極めて意義深い施策」「なんと!やっと花粉症対策をしてくれる大臣が出てきた!嬉しい!」と待望の政策に喜びの声も上がれば、「2割の削減…効果あるのかな…」「頼む 8割切ってくれ!!」と2割以上の伐採を望む声も。

 一方で、「その花粉が減るまではどの道、花粉症で地獄みてるからアレルギー抑える薬品をなんとか低価格で入手出来るようにして欲しい」「じゃあ花粉症の薬の医療費上げるなよ!!」など、花粉症の治療費を低価格にしてほしいという要望も多かった。

「厚生労働省によると、花粉症を含むアレルギー性鼻炎の医療費は保険診療で約3600億円、市販薬で約400億円と推計されています。スギの木の2割削減も大事ですが、花粉症の治療費の負担を下げることもぜひ検討してほしいという声が多いのも理解できます」(前出・全国紙記者)

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