スペシャルQ&A【矢田悠祐編】

――三浦さんには言ってないけど、感謝していることは?

矢田 キレイな舞を間近で見せてくれてありがとうっていうのはあるかな。僕、ダンスはあんまりわからないですけど、特にバレエとか。そういう人間にも“すごい”と思わせるのはやっぱり才能やなと思うんで。稽古場で見てても“すげぇな”って思いました。

――三浦さんに直してほしいところは?

矢田 直したほうがいいところは別にないけどな~。ちょっと自由奔放なところがありますけど、なんかそこは逆に直さんほうがいいと思うところですね。そういうところをどんどん出していけばって思います。まあ、それは俺がよく言われることでもあるんですけど(笑)。『陰陽師』でしばらく一緒なんで、これから何か見つけるかもしれないですね。

――お芝居をしていて不安になることはありますか?

矢田 しょっちゅうありますね。けっこう作品始まると入り込んじゃうんで。オンオフの切り替えがすごくヘタなんですよ。四六時中役のことを考えてしまうんで、そこは不安になります。

 作品とか役にもよりますけど、『アルジャーノンに花束を』のときはそうでしたね。寝起きですぐ舞台に立てるぐらい、ずっとスタンバイできてる状態でした。『アルジャーノン』で思い出したんですけど、充実しすぎて初日が終わったあとに、初めて“もう俺、ここで人生1回生きれたから死んでもいい”って思ったんですよ。出来栄えとかがどうこうじゃなくて。そのとき、こんなこと思ってしまうのってどうなんやろうって、ちょっと不安になりました。そのチャーリーって役がすごい大変な役やったっていうのもありますけど、自分と役が一体化した感じですね。

矢田悠祐 撮影/廣瀬靖士

――矢田さんにとって愛とは何ですか?

矢田 ずっと応援してくださっている方々に、直接的にはお返しできていないですけど、僕が作品全部に本当に死ぬ気で取り組むことが、ファンの人たちへの愛なのかなっていうのはあります。それを見て応援してくださってるのも愛やと思うし。ありがたいなって思います。

――ご自身のトリセツ、三浦さんのトリセツを教えてください!

矢田 宏規のトリセツか~、なんやろうな~。いじると意外とすっごく楽しそうにキャッキャキャッキャする(笑)。ふざけんの好きなんで、ふざけたがりですね(笑)。だから一緒にふざけてあげるのが、いいんじゃないかな。僕のトリセツは、ひとりが好きなんですけど、ひとりが好きじゃないんです(笑)。面倒くさいんですよ、俺。ひとりでいるのもめっちゃいいんですけど、そこから引っ張り出してくれる人とかも歓迎します(笑)。稽古場で普通に台本を読んでたら、近寄りがたいとか言われたりするんですけど、ぜんぜんそんなことないんで。意外とオープンなんで、グイグイ来てくださいっていう。

――最近、胸がキュンとなったことは?

矢田 この間まで出演してたミュージカル『ドッグファイト』が青春もので、屋良朝幸くん演じる主人公の新米兵士と、宮澤エマさんが演じるヒロインの女の子のやりとりは、なんか初々しくてすごいキュンってして、ああいいな~って思いました。初恋っぽい感じで。ベトナム戦争当時の話なんで、今と時代背景が全然違うんですけど、ヒロインが泣きながら歌うシーンがあって、それもすごく切なくて。エマさんの歌がすごくいいな~って思いましたね。