ついに開幕した平昌(ピョンチャン)オリンピック! 日本勢のメダルラッシュが期待されるなか、特に注目されるのが、女子スピードスケートのエース・小平奈緒(31)。

「最大の敵」の韓国・李相花(イ・サンファ)について「素晴らしい選手なので、勝つというよりは一緒に熱い戦いができれば」と静かに闘志を燃やす。

 小平にとって今大会の初戦となった、12日の1500メートルでは6位入賞を果たし、手応えは十分の様子。

 500メートルと1000メートルで日本勢初の個人種目での「2冠」がかかるが、“ライバル”はほかにも。

 現地では「極寒」の気候が続き、日中でもマイナス10℃。夜にはマイナス20℃まで落ち込み、慎重な体調管理が求められる。

 冬季五輪の主将は、いまだ「金メダルなし」というジンクスもあるので、その重圧は計り知れない。

 さらに、直前には信州大学時代の同級生で、切磋琢磨(せっさたくま)してきたソチ五輪代表の住吉都(みやこ)さんが「急逝」。涙を見せることもあった。

 そんな悲しみや苦しみを打ち破り、週刊女性に向けた自信に満ちた目で挑む!