両陛下と尾高さんをつないだ女性皇族とは

お話をしながら尾高さんの自宅から御用邸へとお帰りに(6月26日)

 今回の尾高さん宅ご訪問は、お代替わり前の“ご挨拶”という意味あいもあっただろう。

東京藝術大学の音楽学部作曲科で教授を務めていた尾高氏は、父親も作曲家で母親がピアニスト、弟は指揮者という“音楽一家”です。

 さらに、『NHK交響楽団』が日本の現代作曲家に与える作曲賞を受賞したこともある“権威”です。

 曾祖父には、現在のみずほ銀行で、日本初の商業銀行である『第一国立銀行』を設立した実業家の渋沢栄一がいます」(全国紙社会部記者)

 そんな“大物作曲家”と両陛下は、どんな接点があるのか。前出の宮内庁関係者が説明する。

「葉山町では、'02年に愛子さまの誕生をお祝いする『たままゆ』という曲が制作されました。実は、この曲を作曲したのが尾高さんなんです。

 葉山の自然豊かな風景を連想させる歌詞に続いて、

《愛とは いつくしむこと》

 という歌詞があるのですが、これは愛子さまのお名前に思いを馳せて作られたからだそうです。

 こういったご縁もあり、おふたりが葉山を訪れると、尾高さんのお宅に足を運ばれることがあるのです」

 まさに孫の愛子さまによって結ばれた“深い絆”。普段は会うことが難しい旧友との夕食会で、両陛下もリフレッシュできたはずだ。

 翌27日には、いつもの“お散歩コース”へ。

「27日の午前11時ごろに、横須賀市内にある山に囲まれた自然豊かな集落『子安の里』に向かわれました。

 現地では、景色を楽しみながら散歩をして、最終的には美智子さまがお気に入りの青果店で野菜を購入したようで、楽しそうなご様子でしたね」(同・宮内庁関係者)

 さらに翌28日にも、おふたりは御用邸裏にある砂浜を散策されたという。

正午前に海岸沿いを歩いていたら、陛下と黒い日傘を差した美智子さまがゆっくりと散歩されていたんです。

 近くの公園を通過した際には、たまたま遊びに来ていた家族や保育園児たちに笑顔で応じられていましたよ」(目撃した女性)

 おふたりは“平成最後の夏”を存分に楽しまれたことだろう─。