野島脚本一字一句変えず
新たな相手との恋は?

 撮影は終盤にさしかかり佳境に入っている。

「猛暑のなか、石原さんがアイスクリームを差し入れしてくれました。しかも10種類くらいあるものを石原さん自ら全スタッフにどれがいいか聞きながら配ってくださったんです」

 堂に入った座長ぶりの石原を中心に、峯田ら共演者は仲がよく、和やかなムードという。ももの着物やお出かけ着など華麗なファッションととともに、石原の芝居は見どころ。

家元と話すとき、直人や商店街の仲間と話すとき、どちらもセリフまわしはほぼ同じですが、ももの空気感はまるで異なります。これはひとえに石原さんの演技力によるものです。セリフが言いにくいからなどの理由で、撮影現場で脚本が変わることもありますが、本作は野島脚本を一字一句変えることなく撮影しています。アドリブに見えるようなシーン、笑いだすタイミングなども基本的に脚本に従っています」

 第7話(8月22日放送)以降は、直人との結婚を破棄したももが、妹(芳根京子)との家元争いを繰り広げることに。そんなももの前に有名華道家の男性が現れる。一方、直人にも新たに女性(香里奈)との出会いが。ももと直人の恋は本当に終わったのか?

「ももと直人のシーンは序盤よりも減りますが、代わりにふたりのシーンは非常に重要で濃厚なものになります。お仕事ドラマのようにヒロインの失敗や成長に共感することはないかもしれません。しかし、人としての感情や本質などは永遠に心に残るものになるように描いていますので、ご期待ください

生け花シーン、石原の手さばきに注目!

『高嶺の花』 (c)日本テレビ
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 ドラマ後半では、女性の幸せを求めていたももが、華道家の道を究めることを決め生け花シーンが増え、見どころになっていく。

「石原さんはクランクイン前に10数時間、華道のレッスンに臨みました。“マイ鋏”を購入して、ご自宅でも練習三昧。“花は好きだし、生けるのも楽しい”と言っていました」(松原P)

<作品情報>
『高嶺の花』
日本テレビ系 水曜夜10時〜