年末恒例! 18回目のクリスマスコンサート『きよしこの夜』が東京国際フォーラムで開催された。ステージに降臨したのは、背中に大きな翼を広げた大天使。思わず“ヒカエル様”とお呼びしたくなる神々しさ。

紅白歌合戦、そして20周年

 最新アルバム収録の『冬のペガサス』、そして、『聖夜の奇跡』などクリスマス感たっぷりの6曲という怒濤(どとう)の幕開け。

ご挨拶が遅くなりまして申し訳ございません。今日も魂を込めて、この心と身体、自分の命を使って歌声をお届けさせていただきます!

限界突破×サバイバー』では、まさかのビジュアル系の出で立ちに! リフトに乗り込み、ペンライトの海の上へ。地震や豪雨が続いた'18年。苦しんでいる人に寄り添うご当地オリジナルソング『石割り桜』や『恋の瀬戸内』などが続く。

 そして、デビュー以来19年連続となる『NHK紅白歌合戦』の出場を観客とともに万歳三唱でお祝いして、にっこり。

本当にみなさんのおかげです! 日本最大の歌の祭典ですからね。衣装は世界中から最高級のものをかき集め、それをみなさんに披露させていただきたい……という気持ちです(笑)。ネタバレは避けますが、1人2役を考えています

みれん心』や『恋人よ』などで女心を歌い上げた後には、『ヨイトマケの唄』。渾身(こんしん)の歌声が響き渡った。まさに全身全霊、きよしくんの“思い”がぎゅっと詰まった全30曲だった。

「来年は20周年を迎えます。いよいよ“歌手・氷川きよし”としての成人です。7月には、なんと日本武道館でコンサートをさせていただきます! '19年は亥年ということで、猪突猛進(ちょとつもうしん)でまっすぐに。イノシシのようにブイブイいわせながら頑張っていきたいと思います!」