昨年10月、のんが、元所属事務所を訪れ、和解を申し入れたという『FRIDAY』の報道が出た。

 それによると、NHKサイドから『いだてん』出演のオファーがくるのではないかと、先読みしたのんサイドとしては、元事務所とのトラブルを事前に解決しておく必要があったということなのだ。

 元事務所との関係が今後どうなるのか、話は先に進んでいないというが、少なくとも、「雪解け」によってNHKサイドが気を遣う必要はなくなったように見える。

 だが、待っていても『いだてん』のキャストにのんの名前は出てくる様子はない。まだ、キャスティングされていない登場人物は20名以上はいるものの、現段階では彼女がハマる役どころが見当たらない。

 しかし、可能性がゼロとは言えないようだ。

「あれだけ『あまちゃん』出演者を揃えたわけですから、主演だったのんだけ出さないとなると、NHKとクドカンに変なプレッシャーがかかることになると思います。そもそも彼は雑誌の連載でも、冷遇されていたのんさんを応援していましたしね。クドカンのことですから、とんでもないサプライズを用意している可能性があります」(テレビ誌ライター)

 放送直後からも、“のん復帰”を望むファンの声は大きくなるばかり。

「今のところ彼女に合う役が見当たらないとしても、ドラマですから脚本次第では“架空の人物”を登場させることも可能です。橋本愛さん演じる遊女の小梅も、実在しないドラマのオリジナルキャラクターで、宮藤さんが彼女のために用意した役なんだとか。なので今後、のんさんが登場する可能性も大きいですよ」(テレビ局関係者)

 ファンの期待は、いや増しに増している。