佐藤流司 撮影/森田晃博

 ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめとする2・5次元ミュージカルの話題作に多数出演し、絶大な人気を誇る佐藤流司さん。力強い大きな目が印象的なビジュアル、キレのいいダンスや殺陣(たて)とクールな歌声で多くのファンを惹きつけている。

 その勢いは2・5次元にとどまらず、ドラマや映画へも次々出演。今もっとも目が離せない若手俳優だ。

 3月10日からは『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』に出演する。今作は日本史を歌詞にしたファンキーな楽曲を歌うアーティスト、レキシの名曲で綴(つづ)られる遊び心たっぷりのミュージカル。佐藤さんにとってもチャレンジの作品で、また新たな顔を見せてくれそう。

公私ともにボケずに
生きてきたので

「台本を読んだ最初の感想は、けっこうカオスな感じがしました。面白いんですけど急展開が多くて。最初から最後までテンポ感が大事になるだろうし、これはやってみないとわからないなって。

 でも、心がスッキリする舞台になると思います。笑いどころがあり、アクションや立ち回りもありで、観ていて飽きないんじゃないかなと思いますね。

 レキシさんの曲は、この作品に出演することが決まってからiTunesでいろいろダウンロードして聴いています。面白い曲がいっぱいありますよね。特に気に入っているのは今は『SHIKIBU』ですね。

 すっと入ってくるメロディーラインがいいな、と思います

 物語には、源義経、土方歳三、織田信長、明智光秀、紫式部、卑弥呼など、たくさんの歴史的偉人がファンキーなキャラクターとして登場する。

「歴史上の人物を演じるのは今回が初めてなんですが、その上一気にいろんな役をできるので楽しみですね。その中には名前を聞いたのが中学校以来の人物も何人かいて。どういう人だったか全然覚えていないので、小説や専門雑誌を買って読んだり、いろいろ調べて勉強中です」

 佐藤さんがどんな偉人を演じるのかは、舞台を見てのお楽しみ。今作での挑戦は?

「今回はけっこうボケるところもあったりするんですけど。俺はあんまりボケタイプじゃないし、公私ともにボケずに生きてきたのでそこはチャレンジですね(笑)。(ダンスパフォーマンス集団)梅棒さんの振り付けで踊るのも初めてなので楽しみです」

 三枚目な佐藤さんの姿も見てみたい。

 主演の山本耕史さんをはじめ、松岡茉優さん、八嶋智人さん高田聖子さん、藤井隆さんなど豪華な共演者については。

みなさん初共演で、大きな舞台に立たれている華やかな方がたくさんいらっしゃるので、非常に怖いですね。自分の芸歴がいちばん浅いと思うので。今までの舞台は役者みんなで足並みそろえてやっていく感じだったんですが、今回は俺が完全にいちばん後ろなので足を引っ張らないようにしないと。でも、個性的なキャストの中で埋もれないように頑張りたいです