TBSを退社した宇垣美里の所属先が大手芸能事務所の『オスカープロモーション』に決まった。

 オスカーといえば、米倉涼子や上戸彩が所属する芸能プロダクション。

 もともとはモデル専門の事務所として知られていたが、今では俳優やお笑い芸人、アーティスト、文化人まで抱え、所属モデルは1000人を超すという。

 宇垣がオスカーを選んだ理由として、次のようにコメントを寄せている。

《いくつかのプロダクションとお話をさせていただいた中、ドラマ、バラエティー、舞台、映画など総合的にマネジメントをやっておられる事務所だと感じました。今後MC以外の仕事が充実できると考え、オスカープロモーションでお世話になることを決めました》

女子アナ“マルチタレント化”の時代

 番組の進行をする程度なら、ギャランティーの高いフリーアナではなく、局アナで十分とテレビ局が考えるのは自然なこと。その結果、フリーアナにアナウンサーとしての仕事が求められにくくなっている。

 となると、フリーアナたちはそれ以外の仕事を探す必要に駆(か)られ、宇垣アナのように“マルチタレント”を目指すことになるのだろう。女優業にも意欲的だと報じられた。

 たしかに最近では『下町ロケット』(TBS系)に出演した高島彩、『ブラックペアン』(TBS系)の加藤綾子、『絶対正義』(フジテレビ系)の田中みな実などがドラマに出演し、話題になるなど、女子アナの女優業への進出が目立つ。

 だが、これまで女優として成功したといえる元女子アナは少ない。