'17年の年末に「週刊女性」のスクープにより発覚した、眞子さまの婚約者・小室圭さん母の金銭トラブル。翌年2月、宮内庁はおふたりの結婚関連の儀式を'20年まで延期すると発表した。そして6月、突然の小室さんのアメリカ留学が報道され、9月からニューヨークのフォーダム大学ロースクールに通い始めた小室さん。留学はあと3年は続く見込みで、ご結婚問題はまさに“宙ぶらりん”の状況。

 そんな中、秋篠宮ご夫妻は27日からポーランドとフィンランド訪問に出発される。21日には訪問についての記者会見を開かれた。こちらでは眞子さま、小室さんの結婚の“見通し”についての質問も出たが、秋篠宮さまは、「それについては私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのか、ということはわかりません」と回答され、紀子さまも「私も同じです」と述べられた。つまり事態に動きはなく、一層の膠着感が深まった形。

 そもそも秋篠宮さまは昨年のお誕生日会見でおふたりの結婚実現のためには、「多くの人に納得してもらい、喜んでもらう状況」が必要と考えを述べられている。では多くの人の現在の考えはーー。

 週刊女性PRIMEが運営する掲示板『プライムちゃんねる』では今年2月、《小室圭さんは眞子さまと結婚できるの?》というスレッドを立てたところ、なんと493ものコメントが寄せられた(6月20日時点)。国民はいったい何に疑問を持っているのか。一部を紹介してみたい。

 やはり、もっとも気になるのはお金にまつわる問題のよう。

「貸してもらったお金を返す気もない態度……。(中略)普通の家庭でも、こんな相手と大事な娘を結婚させられない」

「400万円なんて、一般市民でも返せる額では? ましてや皇室の方と結婚しようというのに、言語道断!」

「法的に返さなくてもよいという問題ではなく、人の道の問題。400万という金額は、たとえもらったとしても返すのが人の道。お世話になった方に噛みつくのは言語道断」

 問題となっているのは、贈与なのか借金なのかではなく、小室さん側に誠意を持って解決する姿勢が見られないこと。また一般家庭でも金銭トラブルのある相手との縁談は避けるもので、皇室ならなおさら、という声も見られた。

“デート”の帰り、東横線内で小室さんと親しげにされる眞子さま('16年10月2日)
“デート”の帰り、東横線内で小室さんと親しげにされる眞子さま('16年10月2日)

 お金の怒り?はお金に向けられ、ご結婚の場合、眞子さまが受け取るとるとされる1億5千万円とも見られる一時金に厳しい声が飛んだ。

「結婚には反対しないが、1億5千万円を超える皇室離脱一時金を辞退してほしい」

「お二人が本当に結婚なさりたいのなら、眞子様は皇籍を離れ一時金も辞退して、愛を貫かれたらいいと思います。そうすれば『本当に愛し合っておられたのだ』と国民の多くが納得するのでは?」

「一時金もらわず結婚すればいい。それが、貴女にできますか?」

「国民との信頼関係も崩れていく」の声も

 また、小室さんへの批判は秋篠宮家側へも“延焼”の様相を呈している。

「そもそも、生活能力のないふたりの結婚を許した秋篠宮さまの判断が問題の発端」

「誰でも、周囲に理解を求めたいならなおのこと、自分の気持ちや覚悟を伝えたり、日々の行いで努力をして生きている。あるいは、周囲の協力や理解、助けを得ることをあきらめ自分たちだけでやっていく覚悟で生きる。そのどちらもしたくない、でも自分の思いを通したい、という気持ちが見えて、小室親子のみならず、今や秋篠宮家にまで批判が及ぶのだと思う」

秋篠宮さまと紀子さまが娘たちを自由にしすぎたせいで、眞子さまと佳子さまに皇族としての自覚が足りなくなってしまった」

「両陛下(注:現在は上皇ご夫妻)がこれまで築き上げてきた、国民との信頼関係も崩れていく」

 まさに手厳しい意見が続いたが、若いふたりを応援するコメントも一部見受けられた。

「皇族である前に人間なのだから、互いに愛し合っていれば結婚すればいい」

「要は当人たちの気持ちがいちばん重要だと思います。周りの環境や思惑に左右されることなく、事を進めたらよいと思います」

 また、応援とは異なるが、そのお立場ゆえに、結婚について制約を受ける眞子さまをお気の毒に思う人もいるようだ。

眞子さまかわいそう……好きって気持ちだけではどうにもならないんだよね。まだ若いのにこんな経験してしまって……」

「本人たちの気持ちだけではどうにもならないだろうし、結婚は難しそう。眞子さん、かわいそうだけど」

 いずれにせよ、「多くの人に納得してもらい、喜んでもらう状況」にはいまだほど遠いのは確か。『週刊女性』の記事では、おふたりの結婚は「かなり厳しい」(秋篠宮さまの長年の知人)状況にあることを報じている。具体的な動きは近々にあるのだろうか。