「NHKをぶっ壊す!」

 受信料を払った人だけがNHKを視聴できる制度を訴えて、7月の参議院議員選挙で当選した「NHKから国民を守る党」の立花孝志さん(51)も初登院した8月1日の臨時国会。

 汗が噴き出る暑さのなか、「れいわ新選組」から当選したふたりの注目新人も国会の門をくぐった。

急速に進む議会のバリアフリー化

舩後靖彦議員 撮影/伊藤和幸

「期待と不安は半々」と、大勢の報道陣に囲まれながら答えた木村英子さんは、生後8か月のときの事故で、重度の身体障害に。移動手段の電動車椅子を操作する右手以外、身体はほとんど動かない。

「こんなにたくさんの人たちに来てもらって」「とても驚いています」

 目で文字盤を追い、介助者に読み取ってもらいながらコメントした舩後靖彦さんは、20年前に突如、握力がなくなり全身の筋力が徐々に低下する難病のALSで全身麻痺に。現在は歯で噛むセンサーでパソコンを操作するなど重度の障害者だ。

 そんなふたりを受け入れるためさっそく、国会議事堂内のバリアフリー工事が―。

 ふたりとも通常より大型の車椅子を利用するため、本会議場の座席3つを取りはずしてスペースを確保し、医療器具用の電源が取りつけられた。今後、採決で使用する「押しボタン方式」の装置も設置される予定で、急ピッチで国会が改修されたのだ。

 なかなか物事が決まらないイメージがある国会だけれど、障害のあるふたりの新人がその空気を一気にぶっ壊した!