嫌われる要素しかない女性、“リカ”

 主人公のリカを演じる高岡は、台本を読んだ感想をこうコメントしている。

嫌われる女性を演じたことは過去にたくさんありましたが、ここまで救いようがなく、嫌われる要素しかない女性を演じた経験はありません

看護師として花山病院にやってきたリカと彼女の“ターゲット”になる大矢副院長 (c)フジテレビ
看護師として花山病院にやってきたリカと彼女の“ターゲット”になる大矢副院長 (c)フジテレビ
【写真】奇妙に統一された花柄ファッションのリカ

 自称28歳のリカは、年齢、経歴、現住所もすべて詐称。

 過去も謎で心に闇を抱えているが“女は28歳で結婚し、家庭に入るのがいちばん幸せ”という信念の持ち主。

 その考えのもと、真剣に恋をしては生涯のパートナーを追い求めている。

 優しい言葉をかけ、自分を認めてくれた男性を“運命の相手”と思い込み一直線に突き進もうとする。

リカの行動に異を唱える人は除去されるし一見、仲よくしてても、利用されていたりと、安全地帯にいる登場人物は誰もいません。みなさんには、まずは狂気のリカの行動に恐怖を感じていただきたい。そして、自分も襲われているような怖さを味わってください。さらには、リカの心の闇の部分も感じていただけたらと思います」(河角P、以下同)