一方、同ドラマで彼をライバル視するシェフ役で出演する尾上菊之助(42)のこだわりぶりも負けていない。それは朝食パンだ。

「南青山にある『バイキングベーカリーF』の食パンが大のお気に入りで、朝食はこの食パン、グレープフルーツ、ゆで卵、コーヒーのセットが習慣になっているそうです。その店は朝から行列ができていて、パンが焼きあがるとすぐ売り切れてしまいます」(歌舞伎関係者)

 この人気にひと役買ったのが、菊之助だった。

昨年11月に放送されたTBS系のトーク番組『人生最高レストラン』に出演した菊之助さんがこの店を紹介すると、翌日から大盛況。それまで雑誌やほかのタレントにも紹介されていたようですが、菊之助さんの影響力はバツグンだったようです。それ以来、店の売り上げはうなぎ上りで、福岡で新店のオープンも決まりました」(ベーカリー関係者)

 菊之助は同番組でこの食パンについてこう語っていた。

「外はカリッと香ばしく、食べると口の中に小麦の香りが広がるのがいいんです。1斤買ってきたら、全部カットして、1枚1枚ラップで包んで冷凍しています」

 歌舞伎界のプリンスが持つ食へのこだわりは、シェフ役にマッチ。凝り性の木村と菊之助が出演する『グランメゾン東京』が、“三ツ星”な仕上がりになりそうだ。