10月26日現在、上田容疑者と少年らの容疑は、監禁のみだが、これだけですむ事件なのだろうか……。事件に強いショック受けていた嶋田さんの友人は、週刊女性の取材にこう語ってくれた。

警察ざたの過去も

「もしかしたら、仲間割れかもしれません。嶋ちゃんは昔から顔が広く、いろいろなグループと付き合いがあります。“ワルとは付き合うなよ”と僕が注意すると、“わかったよ”とは言っていましたけど。

 事件の2週間ほど前、カラオケ店でばったり嶋ちゃんと会ったとき、金髪の2人と一緒に来てましたからね

 1万円程度の金額なら返さないようなルーズな面もあったという嶋田さん。

慕われていた嶋田さんの名前から「嶋田組卍(まんじ)」というグループ名をつけていた
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 逮捕された少年らと、さらに別のグループとのいざこざになって警察ざたになったことがある。

 10月上旬、東近江市でのことだった。

「コンビニの前で、嶋ちゃんから、おっさんたちにケンカを売ったみたいなんです。ところが、彼は逆にボコボコにされてしまって、仲間が警察を呼んだ。

 でも、嶋ちゃんは見知らぬ人にケンカをふっかけるやつじゃないので、おっさんたちとは初対面ではなかったと思う。以前に、からかわれたとか、そういうことがあったんやないかと……」

 このころ、嶋田さんの家族からは行方不明届が出されていたのだ。そのため、県警は本人に家族へ連絡するように促していたという。

 家族とも何らかのトラブルを抱えていたのだろうか。実家があった滋賀県大津市の公営住宅の住人はこう証言する。

「15年ぐらい前、嶋田さんのお母さんが離婚して、子ども2人を連れてここに引っ越してきました。当初は母子手当や、生活保護も受けていたみたい。介護の仕事をしながら、女手ひとつで育てていたね。長男はまじめやけども、友輝くんは、やんちゃやったね」

 2年ほど前に嶋田さんが家を出て、長男も家を購入して独立すると、母親も引っ越したという。

 嶋田さんは高校を2年で中退し、母親の影響で介護の仕事や、建設現場の仕事などに就いていたようだ。今回の容疑者たちとは、仕事先で接点が生まれたのかもしれない。