1日1行、数分で終わる家計簿の神髄

「貯金を目指すためには予算が大事とお伝えしましたが、その予算立てのためにも、またその予算を守っていくためにも、家計簿は必須アイテムです。ただ家計簿の難所は書くのが面倒であるということです。

 つける手間、予算を管理する手間、見直す手間。いろんなハードルがあります。だからこそ、書く枠は最小限にするための費用分けが重要。やみくもに少なすぎても、今度は何をムダに使っているか見つけにくく、クリアな予算が立てられなくなるので、私が過去14年間つけ続けてきた家計簿のデータをもとに、最適だと思われるバランスをご紹介します」

 あきさんのおすすめの費用分けは「食費」「日用品」「娯楽費」「特別費」「学費」の5つ。

そして、この枠の中に何を入れるかが、後々の肝になるのだとか。

「まず、外食費や、コンビニで買ったものなどは食費には入れません。また日用品も、季節の飾り物などの雑貨類は入れず、生活するのにどうしても必要なもののみを入れます。つまり、“食費”“日用品”の中に買わなくても生活できる、と思える余計なものを入れないようにすることが肝心。

 これらで省いた、外食費や交際費、ちょっとしたレジャーなどは“娯楽費”へ。(その日の外食が、朝昼晩の基本の食事の場合は食費に入れてもOK。ちょっとしたお茶代などは完全に娯楽費へ)。そして、旅行代や車検、クリーニング代、美容室代、高額な医療費、冠婚葬祭、誕生日プレゼントといった、比較的、高額で季節やイベントに関する出費は“特別費”として記載します」

月の家計簿記入例
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 ここでわかるように、月の変動が大きいものはすべて娯楽費や特別費へ回すのだ。これが年間で、本当に必要な支出をあぶりだすポイントだという。