歌い終わってトークに移ると、“これ言っていいのかな?”とニヤけながら、近々映画を監督する話が水面下であることをポロッと口にしてしまうサービスぶり。

「俺が監督で、安田成美さんを主役にします。成美さん口説いてダメだったら、俺の助監督になってもらう。俺が主役やる場合は、成美さんに監督やってもらう」

 とノリノリだった。

安田成美“復活”のキッカケ作り?

 これまであまり妻との関係を語ることのなかった木梨だが、楽曲に映画製作に、いきなりの“成美ラブ”っぷりはなぜ?

「年齢も年齢なので、自分の集大成になるものを……と考えたのがひとつの理由じゃないでしょうか」

 そう話すのは、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。

「俳優でも歌手でも、年をとると、自分自身の集大成になるものを作りたくなるもの。そこに長年連れ添った妻をということでしょう。今回の楽曲もそうですけど、ただ曲を作って出しました、よりもインパクトがあって話題になるじゃないですか」(佐々木氏)

 さらにもうひとつの理由として、現在はそれほど表に出てこない安田の仕事が関係しているという。

「安田さんはいまは年1本程度、ドラマや映画の作品に出演するくらいですが、木梨さんがこうやって安田さんを取り上げることで、本格的に仕事をするためのキッカケを作ろうとしているのかもしれませんね」(佐々木氏)

 はたして、夫婦合作・共演は実現するのか─。