木村拓哉の“逆襲”が止まらない――。

「TBS系ドラマ『グランメゾン東京』に続き、新年のフジ系SPドラマ『教場』も高視聴率をたたき出しました。1月8日にリリースしたソロアルバムはオリコンランキングで1位を獲得し、ソロツアーも万全のスタートが切れそう。 '20年は“再ブレイク”の予感です!」(ワイドショースタッフ)

 '16年のSMAP解散騒動の影響もあり、絶対的人気に明らかな陰りが見えていた木村。あれから4年、スーパースターは死んではいなかった。

 そしてこのたび、誰もが知る国民的ファストフード店から、大きな仕事が舞い込んだ。

木村さんは“マックの顔”として1年間、『マクドナルド』のCMに出演します。東京五輪・パラリンピックが開催されるだけに、外国人観光客にもマックを通じて認知されるかもしれないですね。ほかにも、木村さんの起用を検討しているナショナルスポンサーがあると聞きます」(広告代理店関係者)

 全盛期とはいかずとも、かつての“CM王”がお茶の間に帰ってきそうな勢い。今年で48歳を迎えるアラフィフにして、さらに大きな花を咲かせようとしている。

 それにしてもなぜ、“復活”することができたのか、だ。

工藤静香、Koki,が足枷に……?

実は、昨年に新社長に就任したジュリーさんの手腕が評価されているのです。キムタクのソロ活動を支えている彼女ですが、ドラマではあえて年相応の“おじさん”に舵を切り、若作りをしない演技と堅実なストーリーで視聴者を引き付けました。

 また“孤高”イメージが強かったキムタクを、嵐のような身近で親近感を覚えるキャラに変えていったのです。当初は、“キムタクの安売り”と嘲笑された動画企画なども若い世代に受け入れられ、さらに第3のビールのCMに出演するなど、より庶民派なイメージを引き出して路線変更していったのです」(芸能プロ関係者)

 藤島ジュリー景子社長と木村の努力が実を結び、新たな魅力が引き出されたというわけか。「庶民的でカッコいいおじさん」として、順調に仕事を増やしたいところだが、何とも解決しにくい悩みの種があるのだとも。

「娘のKoki,さんですね。15歳でファッション誌の表紙を飾った彼女は、高級ブランドのアンバサダーを務め、また大手企業のCMに出演するなど、新人らしからぬ堂々とした活躍ぶり。一方で、ネットを中心に“親の七光り”“実力が伴っていない”など露出するたびに批判にさらされています」(芸能レポーター)

 そして新年早々、新たな“燃料”が投下されそうだ。

「今年の『日本ジュエリーベストドレッサー賞』の10代部門に選出されたのです。すっかり華やかな舞台に顔を出すセレブタレントのイメージが定着しましたね。1月21日に表彰式を控えていますが、ステージでの振る舞い次第ではまた標的とされるのでは?」(前出・芸能レポーター)

 Koki,の芸能活動には、百戦錬磨の母・工藤静香が携わっているとも言われる。木村との結婚時には今以上に叩かれた身。この程度のひがみや妬みの類は、痛くもかゆくもないのかもしれない。

 しかし、彼女たちが目立つほどに、木村にとっては“逆効果”になりかねないとも。

「CMで商品をアピールしたところで、静香さんやKoki,さんがイベントやSNSでセレブぶりを披露してしまえば、“この一家がマックに行くか?”と疑問に思われても仕方がない(苦笑)。いくらキムタクが頑張ったところで、身内のイメージで足を引っ張られてしまう。それが誰もが知る、国民的有名人一家ということ」(前出・芸能レポーター)

 いっそのこと、ファミリーで「マック通い」姿をキャッチされてみてはどうだろう?