■実はおトク度が高い!
 意外と知られていませんが、使い方次第でポイント還元率がアップ! さらに、チャージして利用できるから、家計管理もしやすいです。

◎Kyash
 誰でもすぐに国内外のVisa加盟店で使えるプリペイドカードが作れるアプリ。利用額に応じて1%還元され、ほかのクレジットカードからチャージすれば、ポイントの2重取りも可能。マイナポイントの付与には事前登録が必要。

◎楽天ペイ
 利用額に応じて1%の「楽天ポイント」がたまるQRコード決済。「楽天カード」からチャージして支払えば還元率アップ。常に1.5%の還元が受けられる。マイナポイントはひと月の利用金額を集計し、翌々月に付与。

+αのキャンペーンがすごい!

◎d払い……最大上乗せ2500円!
 コンビニ、ドラッグストアなどで使えるQRコード決済。マイナポイントの登録で1500円分の「dポイント」(9月30日まで)付与に加え、買い物orチャージをすると金額に応じて5%を還元(上限1000円分)

◎ゆうちょPay
 ゆうちょ銀行が展開するQRコード決済。キャンペーンとして1500円分のポイントを付与。さらに、8月31日までは新規登録者に限りさらに500円分のポイントを上乗せ。マイナポイントの付与は支払い完了の2日後。

◎WAON
 チャージ額の10%(2000円を上限)が上乗せされて付与される。9月1日~来年3月31日までのチャージ額が対象。付与されたWAONポイントの受け取りは、10月下旬(予定)から。

◎メルペイ
 フリマアプリ「メルカリ」やコンビニなどで使えるQRコード決済。キャンペーンではメルカリ内での買い物で5%付与(上限1000円分)に加え、8月31日まではチャージ額の最大10%のポイントを付与(上限1000円分)。

◎PayPay
 コンビニ、スーパー、家電量販店などで使えるQRコード決済。マイナポイントに登録すると抽選で100万円が当たるキャンペーン(8月31日まで)に加え、自治体とコラボして地域ごとの各種還元サービスを展開。

《もっと知りたいQ&A》
1. 家族のマイナポイントをまとめることは可能?
「残念ながら、同一名義の決済サービスに複数人が登録することができないので、夫婦はもちろん、子どものマイナポイントも合算できません。15歳未満の子どもなら、親(法定代理人)名義のキャッシュレス決済サービスで登録できますが、親とは別のキャッシュレス決済サービスで登録が必要です」

2. マイナポイントは、いつもらえるの?
 選択した決済サービスにより異なるが、「基本的にチャージタイプ(前払い)のほうが付与は早いと思います。即時、翌日に付与されるものも。クレジットカードなど後払いの場合は、当月分を翌月まとめてなど、合算して付与されることがほとんどです」。付与されるポイントには、利用できる有効期限がある場合も。

(取材・文/河端直子) 
※情報は公式サイトより(8月10日現在)


【PROFILE】
風呂内亜矢さん ◎1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者。テレビや雑誌でお金の情報を発信するほか、YouTubeでは日記タッチで家計を解説するビデオブログも開始。著書に『ほったらかしでもなぜか貯まる!』(主婦の友社)など。