《強引に関係を持ったという事実は皆目ありません》

《誰とも連絡を取らず、人目に触れないよう、息を潜めて生活していました》

『婦人公論』10月13日号で、小出恵介が自ら起こしたスキャンダルとその後の生活について、初めて口を開いた。映画やテレビドラマで数多くの人気作に出演していた彼の、順風満帆な芸能生活に影が差したのは'17年のこと。

「6月に写真週刊誌で、17歳の女子高校生との飲酒と不適切な関係を持ったことが報じられました。女性とはすぐに示談となりましたが、小出さんは無期限の活動休止状態に。9月には大阪府青少年保護育成条例違反の疑いによって書類送検されています。結果的に不起訴となりましたが、翌'18年に長年、所属していた事務所と契約解消となりました」(スポーツ紙記者)

 所属事務所を出た小出は、ニューヨークへ渡る。

「“自分を見つめ直す”ため、'18年10月にアメリカの就労ビザを取得しました。それから帰国までの約2年間、語学学校で英語を学び、演劇学校にも通ったそうです」(芸能プロ関係者)

アメリカの永住権を取得して

 小出は3年の沈黙を破り、8月21日に活動再開を発表。復帰作は、すでに撮影されている来春公開予定の映画『女たち』になるという。しかし、当初の予定では復帰もアメリカだった。

「芸能活動という意味では、キングコングの西野亮廣さんの絵本『えんとつ町のプペル』が原作となるミュージカルで再開となる予定でした。この舞台は、今年の9月にオフ・ブロードウェイで上演が予定されていましたが、このコロナ禍で延期に。結果、日本での復帰が先となりました」(前出・スポーツ紙記者)

 晴れて日本で活動することになったわけだが、本場アメリカで学んだ演技力を活かすのはどうやら日本だけではないようだ。というのも……。

小出さんは最近、アメリカの永住権である『グリーンカード』を取得したんです」(前出・芸能プロ関係者)

 グリーンカードはアメリカ国籍の人物と結婚するか、雇用の形でアメリカの企業にスポンサーになってもらわないと取得することはできない。抽選の選択肢もあるが、当選確率は例年1%未満と、なかなか手に入れることができないため、小出はかなりの狭き門を突破したことになる。

9月2日にはインスタグラムを更新し、小栗旬さんとその兄で元俳優の了さんとの3ショットをアップしました。当然、復帰のお祝いでもあったんでしょうが、小出さんのグリーンカード取得のお祝いで集まったみたいですね。今後は日本にずっととどまることはなく、アメリカでの活動にも比重を置いていくそうですよ」(同・芸能プロ関係者)

 出世作のひとつ『ごくせん』(日本テレビ系)で共演した亀梨和也は先日、“監視されすぎる”日本社会について愚痴をこぼしていたが、復帰した小出は、“自由の国”でも羽ばたけるのだろうか─。