【解説】マスクの手洗い方法

●普段の汚れは基本の手洗いで

 ゴシゴシとこすり洗いをするとマスクの傷みやヨレの原因に。普通の汚れであれば、洗剤液で優しく押し洗いをする基本の手洗いを。

1洗剤液を作る

【1】洗剤液を作る イラストイラスト╱水口アツコ
【1】洗剤液を作る イラストイラスト╱水口アツコ
【写真】簡単! マスクの“手洗い術”をイラストでチェック!

 洗面器に水を入れ、洗剤を加えてよく溶かす。洗剤の量は水1・5リットルに対してティースプーン半分弱、1・5グラム程度で十分。

2押し洗いする

【2】押し洗いする イラスト╱水口アツコ
【2】押し洗いする イラスト╱水口アツコ

 洗剤液にマスクを入れ、手で優しく押し沈めたら引き上げ、水分を軽く落としたらまた沈めるのを10回繰り返し、そのまま10分間つけ置く。

3手で脱水する

【3】手で脱水する イラスト╱水口アツコ
【3】手で脱水する イラスト╱水口アツコ

 マスクを両手のひらで挟んで軽く脱水する。

4すすぎをする

【4】すすぎをする イラスト╱水口アツコ
【4】すすぎをする イラスト╱水口アツコ

 水を入れた洗面器に【3】のマスクを入れ、【2】と同様に押し沈めて引き上げるを10回繰り返す。洗剤の匂いが気になる場合は水を替えて繰り返す。

5タオルで脱水する

【5】タオルで脱水する イラスト╱水口アツコ
【5】タオルで脱水する イラスト╱水口アツコ

 マスクをタオルで挟み、両手の位置をずらしながら2〜3回ぎゅっと押さえる。

6形を整えて干す

【6】形を整えて干す イラスト╱水口アツコ
【6】形を整えて干す イラスト╱水口アツコ

 シワを伸ばし形を整えたら、ピンチハンガーなどで干す。ゴム部分の伸びを防ぐため、マスク本体を挟むとよい。

●落ちにくい汚れはクレンジング剤で

 通常の洗濯洗剤だと落ちにくい口紅やファンデーションの汚れは、クレンジングオイルで落とすことが可能。対処法は次の手順で。

1クレンジングオイルを塗る

落ちにくい汚れには【1】クレンジングオイルを塗る イラスト╱水口アツコ
落ちにくい汚れには【1】クレンジングオイルを塗る イラスト╱水口アツコ

 メイク汚れ部分にクレンジングオイルを優しく塗り、汚れを溶かす。こすり洗いはマスクのヨレの原因になるので厳禁。

2流水で流す

落ちにくい汚れには【2】流水で流す イラスト╱水口アツコ
落ちにくい汚れには【2】流水で流す イラスト╱水口アツコ

 40度くらいの温水に当てながら、オイルとメイク汚れを落とす。落ちきらない場合、中性の食器洗い洗剤を少量塗り、再度お湯で流す。

3手洗いする

 メイク汚れが落ちたら、基本の手洗い方法で洗い、干す。

 感染予防のためにも、まだしばらくは続けたいマスク生活。正しいお手入れを覚えて、洗濯機の故障を防ごう!