洗濯機で洗う時は、洗濯用ネットを

マスクが洗濯機に詰まる原因

 縦型の場合……耳にかけるゴムの部分が、洗濯槽の底にある水流を生み出すための羽根の部分(パルセーター)に絡まることが故障の原因。回転を止めてしまうだけでなく、破損のおそれも。

 ドラム型の場合……洗濯時の水流に乗って、マスクが洗濯槽の隙間からスルリと外へ流れ出てしまうことが故障の原因。排水管に入り込んで目詰まりを起こし、排水を阻害するなどの影響が。

●洗濯機で洗う場合

 最近では「洗濯機洗いOK」として販売されているマスク増えてきているが、その場合も、マスクが洗濯機の故障の原因となることに変わりはない。「洗濯機で洗いたい場合は必ず、洗濯用ネットに入れて洗うこと。ネットは小さめのほうが形崩れを最小限に抑えることができて、おすすめです」

構成/中村明子 イラスト/水口アツコ

教えてくれたのは……神崎健輔さん
 洗濯・シミ抜き職人。実家の老舗クリーニング店「白洋社」部長、株式会社クラスタスCTO。All Aboutガイド。全国から集配可能なクリーニング店「ネクシー(Nexcy)」の運営を行いながら、「洗濯ハカセ」としてメディアに出演。