看病のため準備しておくべきもの

 次に看病をする際の準備もしておこう。

「看護する側のために、飛沫を防ぐマスクとゴーグル(もしくはめがね)を必ず用意しておくこと。消毒薬や石けん、洗剤もストックし、家庭内での二次感染防止を徹底させましょう。体温計や体内の酸素飽和度を測るパルスオキシメーターもあるといいです」

パルスオキシメーター
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 普段から服用している薬のほか、市販の風邪薬などの常備薬も用意しておく。

「風邪薬は新型コロナの治療が目的ではなく、風邪の症状をおさえて体力の消耗を和らげるため。睡眠も確保できて回復につながります」

 解熱剤はアセトアミノフェンの成分が配合された総合風邪薬がベター。薬剤師によく相談してから購入しよう。

 また、高い熱が続くと、脱水症状になりやすいため、こまめな水分補給も必要になる。経口補水液や粉末タイプのスポーツ飲料も準備。

 自分や同居する家族が感染した場合の看病についても話し合っておくことも大切。誰が看病するか、あらかじめ決めておいてもいいだろう。

「感染拡大防止のため、看病する人は1人と決めましょう。看病者は感染しやすいので、重症化リスクが高い妊婦や高齢者、基礎疾患のある人は避けます」

 そして重症化リスクの高い高齢夫婦世帯の場合でも入院できない想定をしておくことも必要だ。この冬、高齢者で基礎疾患がある人でも自宅療養になったケースがあった。

 次から高齢者が自宅療養で心がけたいことを説明する。