水素を吸い、酸素カプセルに入る藤原紀香(ブログより)
【写真】ネットオークションに出された“引き出物”、衝撃の最新美容画像ほか

店員への態度で炎上も

 マイブームは水素水から水素吸いに移ろっていたのである。どんなマシンなのか知りたく、《水素を吸いながら酸素カプセルに入っている》(2019年2月2日)ときのブログ記事を見つけたが、肝心の画像が“顔のドアップ”過ぎて、水素を吸引するホース(シーシャに似ている)の先端部分しか確認できない。吸いながら眠れるとはとても思えないのだが、どうなのか。

 また、同記事では《水素酸素浴という欲張りな画期的なものができたので愛用中(原文ママ)》とも綴っている。凄まじく気になるが、商品名や機器のビジュアルを明かさないことからして、この“水素愛”は以前までと違い「PRでない」ということがわかる。ガチなのだ。

 そして、見逃せないのがインタビューで水素マシンは「大黒摩季さんから紹介された」としていることである。気になって「大黒摩季 水素」でネット検索してみると、彼女のスタッフが書いているブログ『大黒組』がヒット。2009年5月に公開されたそのページでは水素水を宣伝する記事が掲載されていた。

《このTourを支えてくれている摩季さんのお気に入り商品をご紹介しちゃいます!!
これは高濃度水素水という飲み物で、疲れにくくなったり病気にかかりにくくなるらしいです》

水素水を紹介する大黒摩季(ブログ『大黒組』2009年)

 2007年に紀香が最初の夫・陣内智則との結婚式で配った引き出物は『ペアのバカラグラスと紀香の出身地兵庫県の特産物である松茸こんぶ』と報じられており、水素の「す」の字もなかった。そして、紀香と大黒摩季といえば、古くからの親友で、愛之助との結婚式ではオリジナルソングを作って熱唱した(と、『ら・ら・ら』も)ほどの間柄だ。時系列的に、紀香に水素を教え込んだのは大黒なのだろうか……? もう何年も、大黒が水素にハマっているという情報はほぼ公になっていないが、インタビューで名前を出して大丈夫だったのか。

 そんな紀香は2021年現在、プチ炎上中である。2月12日に放送された『ダウンタウンなう』でとあるエピソードを披露したからだ。要約するとこんな感じ。

 飲食店で店員に「こちらにどうぞ」と席に通されても、「アハハッ」と笑って無視して、好きな場所に座ってしまうという紀香。いわく、「(周りの客に)気づかれたほうがお店に迷惑だから、背を向けられる席が安心する」とのこと。入店した瞬間、店舗の空間を把握し、「あそこや! というところに向かっていく」のだという。

 ネットではさまざまな怒りの声があがっているが、もしかすると紀香は「普通の水飲んでるじゃん」とバレたくないのではないだろうか。店員を無視するって、あまりに切羽詰まりすぎている。

 さまざまな美容を取り入れ過ぎたカリスマは、そのことに囚われすぎて日常生活が困難な域に入ったようにみえる。少し喫茶店でお茶をするだけでも“藤原紀香”であり続けなければならないということか。ブログによれば最近のオススメは「深海ザメのオイルが練り込んであるタオル」「発酵食品」「ケール」など、らしい。結局、キレイの秘訣(けつ)はどれなんだ。

 オークションに出された引き出物はまだ落札されていない。即決価格99000円。私には買えない。誰が買うのか見守るしかない。

〈皿乃まる美・コラムニスト〉