2月の天皇陛下のご発言で、これまで結婚への変わらぬ思いを強調していた眞子さまのお気持ちに変化が見られるという。

陛下は『眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』と秋篠宮さまと同じ意見であることを強調されました。

 眞子さまは、『両陛下は結婚をお見守りくださっている』と思っていましたから、陛下のお言葉には少なからずショックを受けたようです」(皇室ジャーナリスト)

 もちろん眞子さまは、昨年11月に公表された文書の中で「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と明言しているように、結婚への強い意志に変わりはない。

「秋篠宮さまが『結婚は認める』と述べられた部分ですが、一見、“小室圭さんとの結婚を認める”と受け取れます。しかし、この発言はあくまでも法的には両性の合意があれば婚姻は認められるので、それは認めざるを得ない、ということでもあります。お二人の結婚を認めるには『多くの人が納得し喜んでくれる状況』になる必要があるわけです」(同前)

 眞子さまと小室さんが『多くの人が納得し喜んでくれる状況』を実現するためには、クリアすべき課題が山積みになっている。小室家の金銭トラブルはじめ、小室さんの今後の仕事、収入、結婚したとしてもどうやって生活していくのかなどが不透明な状態のままだ。

「国民の理解を得るためには小室さんが自ら、さまざまな疑問に直接答えることで疑惑を払拭するしかないでしょう。でも、それで世論が大きく変わり誰もが祝福してくれるようになるのは極めて難しいのでは……。眞子さまも自分たちの思いを説明するだけでは国民の反発は収まらないのでは、と気づき始めたようです」(皇室記者)

 宮内庁関係者も、「陛下、秋篠宮さま、宮内庁長官がお二人に対して、国民への説明を求められています。眞子さまはこれ以上、“お気持ち”を訴えるだけでは結婚へたどり着けないのではと、ご自分の置かれた状況を客観的に見つめなおしていらっしゃいます」と眞子さまの変化について明かす。

小室さんは今は、7月27、28日に行われるニューヨーク州の司法試験に集中している状態です。これまでの成績から合格の可能性は高いようですが、合格発表は10月。試験後にいったん帰国して、何らかの説明をするのではと見られていますが、仮に会見を開いても、まだ合否もわからない状況で将来について何かを語ったとて、まず誰も納得しないでしょう。

 結局、これまで同様“およそ1億5000万円の支度金”をあてにしているといった批判が増長されるだけ。眞子さまも、少なくとも小室さんの合否がはっきりするまでは、ご両親と向き合って、あらためてじっくりと話しあう時間を持たれるのではないでしょうか」(同前)

 多くの人が納得し喜んでくれる状況を作ることができるのは、眞子さまのお気持ち次第と言えるのかもしれない。