目次
Page 1
ー 女性天皇・女系天皇への道を完全に断ち切った
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ー 麻生太郎氏の妹も“男系男子の養子”の養親候補に
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ー 皇族の“意思表明により道が開く”という前例はある

 

 7月10日、皇族数確保のための皇室典範改正案が衆議院本会議を通過した。

(1)女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案、(2)旧宮家の男系男子を養子として迎える案、という2つの案が『立法府の総意』として提出されました。しかし、最終的な法案には、全体会議で話し合われていない皇位継承のあり方などにも触れており、反発を呼んでいました。本会議では共産党のみが反対したものの、その他多数の賛成で可決されました」(全国紙社会部記者)

女性天皇・女系天皇への道を完全に断ち切った

 一方で、この決定に反対の意思を示した中道、みらいなどの野党議員も複数いた。自民党内部からも、慎重論が聞こえている。法案は参議院へと送られ、17日までに可決・成立する見込みだ。かつて安定的な皇位継承に関する検討本部の本部長を務めた中道改革連合の馬淵澄夫元国土交通大臣は危機感を募らせる。

「普通に考えれば、この改正案はありえません。“国民の理解”からかけ離れた制度を固定化することは、皇室にとって最大のリスクでしょう。旧宮家男系男子を養子にできる点までを認めていたはずの立法府の総意に対して、政府が勝手に踏み込み、その子が男子であれば皇位継承権を持つと書き込みました。皇族数の確保までが今回の論点だったのを、皇位継承まで閣法で拡大したのです。『立法府の総意』で決めた新たな器に違った中身を流し込んでいます。

 一方、世論が推す、愛子さまが天皇になることを是が非でも封じ込めようという内閣の意思が見てとれます。本質的な継承原理の議論を、期限も手続きもないまま制度の外に追い出し、女性天皇・女系天皇への道を完全に断ち切ったものです