そう言えば、かつて売れっ子のギャルタレントに登り詰めながらも、2012年に詐欺事件になった『ペニーオークション』に関与したとして、謝罪に追い込まれた小森純も『Popteen』出身モデルだった。

 騒動後にブログを閉鎖し、芸能活動を自粛した小森のポジションにすっぽり収まったのが、彼女の“妹分”的存在だった鈴木奈々。同じくギャルタレントとして売り出し始めた、鈴木もまた同誌のモデルを経て成り上がった。

「明るいキャラクターと、芸人顔負けの身体を張った体当たり芸を武器にバラエティー番組で重宝された鈴木に対し、騒動から約1年後に復帰した小森でしたが、やはり1度ついた負のイメージを払拭することができずにお呼びがかからなくなりました。

 ゆきぽよも“席”が埋まる前に、忘れられる前に早々に復帰しなければ、と考えたのでしょう」(前出・バラエティー番組制作スタッフ)

すでにオワコンと見られている

 ゆきぽよ謝罪行脚は功を奏すのだろうか。前出の佐々木氏は「うまい方法ではあった」と評するも、

「速報感あるスポーツ紙で一斉に報じさせることで世間に広く認知させることができ、これが話題になればワイドショーや情報番組で取り上げてくれる、という算段もあったのではないでしょうか。

 ですが、見た限りでは彼女の復帰を伝えた番組はなかった。これが全ての答えで、テレビにしてみれば、また騒動を起こすかもしれないリスクをとってまで起用したいタレントではない、と。もしも『サンジャポ』でも取り上げられないようなら、厳しい見方ですが、もう“オワコンと見做されているのかもしれません。

 少しでも隙あれば次から次と新しいタレントが出てくるわけで、生き馬の目を抜くと言いますか、それが弱肉強食の芸能界なんですよね」

 昨年11月の『ミルクボーイのツラわら喫茶』(読売テレビ)にて共演していたゆきぽよとめるる。互いの印象を聞かれた際に、ロケで世話を焼いてくれたという24歳のゆきぽよに対して、《めちゃくちゃ母のようで》と屈託なく答えていためるる。すでに“オワコン”扱いされていた、とは考えすぎだろうか。