自宅にある大量の写真の前で思い出を語る橋田壽賀子さん

『渡る世間は鬼ばかり』『おしん』など数々の名作ドラマを生み出してきた橋田壽賀子さん。4月4日に静岡県熱海市にある自宅で息を引き取った。

『週刊女性』で連載を担当し、今年の2月まで電話で連絡を取っていたという担当編集者はこう語る。

「最後にお電話したのは2月半ばでした。“体調が悪くて。脳の検査があるから、また来週に連絡をください”そうおっしゃっていました。まさかこれが最後の会話となってしまうとは……」

 2月下旬、東京都内の病院に入院し、翌月に自宅のある熱海市の病院に転院。4月3日には自宅に戻ったが、その翌日に死亡が確認された。

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