“睡眠ジワ”予防の寝方は……

 皮膚の同じ場所に圧がかかり続けることで生じるシワ。寝ているときの顔の向きによって“睡眠ジワ”になることも。うつぶせ寝はおでこ、横向きに寝ると目元や頬、こめかみがこすれてシワに。顔に圧がかからないあおむけ寝を意識!

乾燥させないために「水を飲む」

 シワは乾燥が大敵。水を飲むとの水分量はダイレクトに増え、皮膚の乾燥が軽減されてシワ予防に効果を発揮する。1日1.5l前後の水をこまめにとるのがおすすめ。ただし利尿作用のある緑茶や紅茶、糖分の多い清涼飲料水は避けて。

友利先生の美習慣

●糖化に注意して食事をとる

「糖化は慢性炎症を起こしてシミやシワの原因となるAGEsを増やすので、身体を糖化させない食べ方を心がけています。

 血糖値が急上昇しないよう、食事は野菜から食べてご飯は最後に。仕事で忙しいときは、具だくさんのサンドイッチやカップスープで乗り切ります」

●意識して睡眠の質を高める

「睡眠時間は5時間ほどですが、入眠してすぐ熟睡できれば時間の長さは問題ないので、睡眠の質を重視しています。

 寝る30分前にはパソコンを見るのは終わりにして、お風呂では脱衣所を暗めに、必ず湯船で身体を温めます。これで自然と寝るモードになります」

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お話をうかがったのは…友利 新先生●東京女子医科大学卒業。医師の立場で美容と健康に関する情報をメディアで発信。昨年開設したYouTubeチャンネル『友利新/医師「内科・皮膚科」』は登録者数約40万人。
『女医が教えるキレイのとっておき 読む 友利 新チャンネル』1540円/飛鳥新社

取材・文/河端直子(※商品の価格は、すべて税込みです)