日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)が後半戦に突入し、引き続き人気を集めている。

阿部寛さんと長澤まさみさんが演じる弁護士が、経営破綻寸前で偏差値32の高校を再建すべく、生徒たちを東京大学に合格させようと奮闘する物語。生徒役にKing & Princeの高橋海人さんや、元欅坂46の平手友梨奈さんが出演していることでも話題です」(テレビ誌ライター)

 いよいよ東大を目指す特別クラスのメンバーがそろい、熱血指導にはさらに力が入りそう。

 破天荒な指導者を演じている阿部だが、私生活では'11年と'12年に生まれた年子の娘2人のパパ。

「仕事が忙しくないときは、子どもの送り迎えをしていますよ。休みの日は娘さんたちと一緒に出かけたり、遊んであげたりしているみたいです。娘さんたちもそんな父親のことを慕っていて、『ドラゴン桜』も毎週楽しみにしているそう」(芸能プロ関係者)

 わが子のために“苦手な場所”にも足を運ぶ。

「ときどき、'08年に結婚した15歳年下の奥さんが参加するママ友の集まりに、阿部さんも顔を出していますよ。普段の阿部さんはテレビの熱血漢なイメージとは真逆で、無口で極度の人見知り。そうした集まりは得意ではないと思いますが、ママ友たちとの情報交換をしているそうです」(阿部の知人)

娘たちの将来に向けた準備

 何よりも娘たちのことを最優先に考えているという阿部。ドラマさながらに実践していることもあって……。

「第4話で、子どもが東大に合格するために親がすべき心得である《家庭の10か条》が紹介されました。一緒に朝ごはんを食べること、何か1つでも家事をさせること、夫婦仲よくすること、といった内容なのですが、阿部さん自身も家庭内で実践しているそうです。彼は子どものことを奥さん任せにしないんですよ」(前出・芸能プロ関係者)

 とはいえ、ドラマのように“東大へ行け!”というわけではないみたい。

「歴史あるお嬢様校として知られる女子大も、進学先の候補にしています。阿部さんの奥さんが“学力だけでなく、きちんとした礼儀や常識などを兼ね備えた女性に育ってほしい”と考えているみたいです。長女と次女は現在、それぞれ違う都内の有名私立小学校に通っていますが、将来に向けた準備をしていますよ」(前出・阿部の知人)

 御年90歳超の阿部の父親にも話を聞いてみると、

「いま通っている学校は聞いていますが、2人とも小さいから、進学先についてはまだ何も聞いていませんよ。でも、2人の成長は楽しみです」

 と、孫娘たちの将来を期待している様子。

《家庭の10か条》は、受験勉強という“非日常”ではなく、日々の生活を大切にする生徒が受験に勝つ、という考えでつくられたもの。日常の生活を大切にしている阿部家なら、どんな志望校でも合格ライン?