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ー 公開3日間の興収は約4413万円

 5月22日に公開された唐沢寿明主演の映画『ミステリー・アリーナ』が大苦戦を強いられている。

 2015年に発売された深水黎一郎の同名小説が原作。正解者に賞金100億円が贈られる推理クイズ番組の挑戦者たちが、番組の裏に隠された恐ろしい秘密を知ったことで繰り広げられるミステリーエンタテイメントだ。

公開3日間の興収は約4413万円

 番組の闇を暴くヒロイン役に芦田愛菜。芦田演じるヒロインの隠された事実に関係している謎の女性役に三浦透子。番組アシスタント役にトリンドル玲奈、番組の挑戦者役に鈴木伸之奥野壮、玉山鉄二浅野ゆう子と新旧実力派俳優が顔を揃えたが……。

映画『ミステリー・アリーナ』キービジュアル(公式サイトより)
映画『ミステリー・アリーナ』キービジュアル(公式サイトより)

 上映館数318館と大規模公開ながら、初週の興収ランキングはトップ10圏外。現段階で公式発表はないものの、興収情報を発信するSNSアカウントによると公開3日間の興収は4413万円程度だったという。

 今年公開された邦画実写作品で1位の浜辺美波と目黒蓮がダブル主演を務めた『ほどなく、お別れです』の初週興収は6億3900万円。

 公開館数が238館と『ミステリー・アリーナ』よりも上映規模が小さかった佐久間大介主演の映画『スペシャルズ』でも初週興収が 2億1000万円だったことを考えると、爆死と言える数字だろう。

1週間早く公開された中村倫也さん主演の映画『君のクイズ』と、クイズ番組という設定が被ってしまったのも苦戦している理由でしょうね。『ミステリー・アリーナ』は番組の闇を暴くのがメインテーマなのですが、プロモーションではクイズ番組が前面に打ち出されているので、クイズ映画は1本でいいや……と見送った人も多そうです」(映画ライター)

 鑑賞した映画ライターは「宣伝からは想像できないオチでとても面白かった」と絶賛しつつ、苦戦した理由をこう分析する。

製作をAmazon MGMスタジオが手掛けているのですが、良くも悪くも“配信向き作品”なんですよね。大きなスクリーンで見たからといって、面白さが倍増する作りではないというか……。配信映画の1本なら、非常に満足度が高い作品だと思います

 今作の爆死で芦田愛菜の俳優キャリアを心配する声も。

芦田さんは昨年公開された細田守監督のアニメーション大作『果てしなきスカーレット』でもヒロインの声を担当しましたが、こちらも大爆死しているんですよね。今作でも芦田さんの高い演技力で作品に深みを与えているものの、俳優業でもそろそろヒットを出さないと“数字を持っていない”というレッテルを貼られてしまう可能性も」(広告代理店関係者)

 5月29日からは綾瀬はるか千鳥の大悟がダブル主演を務める『箱の中の羊』水上恒司と東方神起のユンホの共演が注目を集めている『TOKYO BURST-犯罪都市-』など話題作が公開されることもあり、公開2週目にして上映回数が激減してしまう『ミステリー・アリーナ』。興収1億円未満という大爆死だけは避けたいが……。