菅野氏の雑誌が未刊行状態、
返金要求には応えず

 ちなみに菅野氏の雑誌は、月刊雑誌にもかかわらず、昨年から未刊行状態にあるという。元購読者のDさんによると、

「毎月、菅野さんの雑誌の購読料を振り込んでいましたが、月刊雑誌とは名ばかりで、刊行は不定期でした。

 これまで39回振り込みをしましたが、実際に雑誌が出たのは9回だけ。かれこれ1年以上、雑誌は出ていません。それで返金の申し出をしたのですが、拒否されました」

 毎月刊行される約束の雑誌が出版されていないにもかかわらず、返金にも応じてくれない。Dさんの損害額は、30冊分で、13万円以上に及ぶ。

 なぜ返金に応じないのかというと、

「菅野さん側からは、“サロンは初回より毎月欠かさず続いており、それを含んだサービス契約。購読料は(菅野氏に対する)贈与のようなものと捉えている”と返答がありましたね」

 Dさんの返金要求に菅野氏は一切、応じる気配がないようだ。

「あまりに対応が酷いので、今年3月に返金を求めて訴訟を起こしました。返金しないことについて、ちゃんとした説明をしてほしい」(Dさん)

 同様の理由で多くの読者が不満を抱いていたようで、今年7月には複数の元読者らが協力し、集団訴訟を起こす予定だという。

 国会事務所の私的使用は、明らかなルール違反だ。石垣議員国会議員としての自覚を持って行動してほしい。